試算表から数値を読み取ってみよう!
まずは前回の復習を兼ねて、試算表の作成をしてみましょう。
例題(1)
以下の合計残高試算表を作成しなさい。
答え↓↓↓
できたかな?
残高を記入するのは、合計試算表欄の数字の大きい方です。これは即ち、各勘定科目のホームポジションになります。
では、ここから今回の本題。(笑)
作成した合計残高試算表から数値を読み取ってみましょう。
例題(2)
例題(1)で作成した合計残高試算表から各金額を答えなさい。
①資産総額
②売掛金回収額
③総仕入高
参照
答え↓↓↓
①資産総額・・・1,716,300 円
試算表の勘定科目は、でたらめに並んでいるわけではありません(笑)。取引要素別に上から、資産・負債・純資産・収益・費用の順で並んでいます。資料を見ると、一番上から備品までが資産になります。
②売掛金回収額・・・866,000 円
売掛金の回収は、お金を受け取る権利が行使された=なくなったという意味ですので、仕訳時にはホームポジションの反対側に記入します。ですので、合計欄貸方の数字になります。
③総仕入高・・・695,000 円
総仕入高は、仕入れをした商品の全ての金額です。つまり、返品等で仕訳時にホームポジションの反対側に『仕入』と処理し金額を減らした分は含めません。ですので、ここでは合計欄にある仕入勘定ホームポジションの数字になります。
ご参考までに、残高欄の仕入勘定ホームポジションの数字は、純仕入高です。忘れていたときは、しっかり復習しておきましょう。↓↓↓
今回はここまで。
お疲れさまでした。
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