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資格挑戦は知識を増やすだけが目的じゃないよってお話

こんにちは、簿記コーチしぃです。
今日は、ワタシが『資格取得を推す理由』についてお話しますね。別にこれは【簿記】に限ったことではないので、よかったら参考にしてみてください。

理由は3つあります。
1.手っ取り早くその世界の常識を知ることができる
2.学歴の代わりorプラスαになる
3.自信がつく


1.手っ取り早くその世界の常識を知ることができる 


今や検定といえばたくさんの種類があって、1つの検定をみてもたくさんのグレードが用意されています。例えば、簿記検定で見てみると

・簿記初級
・簿記3級
・原価計算初級
・簿記2級
・簿記1級

5段階に分かれていて、1級が最上位級です。

実はこうやって5段階の検定が出揃ったのは2018年なんですが、時代の変化に合わせてビジネスに必要な知識を組み替えられたんですね。

だから、10年前に受験した人は要注意です。『3級なんて簡単』とか言っちゃダメですからね。今はメッチャ難しくなってるから。(笑)

さておき。グレードの話ね。

簿記初級は、2017年に新しく創設された試験でして、商品売買をする時の日頃の取引をどのように記録しているのかを学ぶことができます。

また原価計算初級(2018年創設)では、大まかな原価と利益、予算にまつわる考え方や分析方法などを勉強ができるので、基本の基を学ぶのに便利です。

簿記3級は、初級の延長線上にあって、商業簿記と呼ばれる株式会社の商品売買時の簿記について勉強するんですね。

初級との大きな違いは、決算と呼ばれる一年の区切りを経て決算書と呼ばれる書類を作成するまでを学ぶところ。

なので初級を勉強していれば、3級の40%ぐらいは終えていると言ってもイイくらいです。

簿記2級では、商業簿記と工業簿記(原価計算)を勉強します。

商業簿記は、子会社があった時の処理であるとか、外貨で取引をした時、税金の世界とのすり合わせ方等、より大きな規模の株式会社の処理を勉強します。

また、工業簿記と呼ばれる製造業を対象にした記録方法や原価計算初級で勉強した原価計算のより詳しい計算方法を学びます。

簿記1級では、さまざまな法令の理解と合わせて経営管理・経営分析の手法や考え方を商業簿記・会計学・工業簿記・原価計算の4種に分けてより詳しく学びます。

ちょっと長くなってしまいましたね…。

とにかく、グレードが上がれば学ぶ内容は、より深く広くこまやかになっていきます。それでも実社会では、これでさえ一例でしかないんですよ。はっきり言ってしまえば会社によって処理の仕方が全く違うんですよね。

会社によって違うんやったら、そこのルールを学べばいいんだし、資格はいらないのでは ?

そう考える方もいると思います。

だけど、『会社が変わればルールが変わる』からこそ学ぶと便利なんです。

基本的な考え方を知っておくことで、自分の中に基準ができるので様々な応用がきいて、とても効率が良くなるんです。

もちろん内容との相性(?)もあるでしょうし、どこまで勉強するかは自分でしっかりと決める必要があります。資格を取るためきベンキョーが全く役に立たないということは、はっきり言って ナイです。


2.学歴の代わりorプラスαになる

学歴の代わりになるというのは、ワタシの実体験です。

ワタシは新卒で就職した楽器販売業を退職後、ギンコーに転職したんですね。

当時はリーマンショック前だったので、閉じられた業界って言われてたギンコー銀行も業界経験者以外に幅広く人員募集をかけていて。だけど、それでもギンコーからギンコーへ転職する人が多かったので、当時、異業種からの転職は非常に珍しく、良くも悪くも支店内で注目されてました。

で、その転職後。当時の支店役職者に

『 取得した資格を見て、自分で勉強して努力できる人だから君にしようと言って採用した』と言われました。

この時です。

資格が学歴の代わりになる得ると思ったのは。

実は簿記のベンキョー以降、興味の赴くまま数年かけていろんな資格に挑戦していたんですね。所得税・FP・DCプランナー・宅建・財務・証券外務員…いっぱい挑戦したけど、半分は落ちたり途中でイヤになってやめてます。(笑)

もちろん履歴書に書けるのは合格したモノだけなので、少なくなります。

だけど、無味乾燥な履歴書に、おおまかな日付が入った資格が並んでるとちょっとした物語になる。(笑)

その人の人生がチラ見えして、続きの話が聞けるなら興味わくじゃないですか。もうちょっとその話きかせてって。(笑)

だから、これを取れば大丈夫って言う資格はなくて、続きが見えるコトに大きな価値があるんだろうなぁと思います。 たとえ合格できなかったとしても、その時にどう考えて行動したのか?も含めて。

というわけで、資格取得は学歴と同等とは言わないけれども、代わりにはなる得るしプラスαになるというお話でした。

3.自信がつく


もうこれは、言わなくても想像つく方が多いですよね。

『特定分野の知識が増えるから』という意味合いだけではないんですね。

何と言っても、新しいことに挑戦して、試験日まで力を尽くそうと心に決めた『自分との約束を守れた』ことが何よりも嬉しいからなんですよね。

どんなに小さな約束であっても、守れた時って達成感がありますし。

あと、今までとは違う自分に気づいた時も、なんだか浮き足立っちゃう。考えたことの無かった視点で、目の前の物事を見ようとしてる自分をみつけた時とか。

あ、これが自分の成長を実感するってヤツやって。(笑)

ホント楽しくなるし嬉しいです。

☆・☆・☆

1.手っ取り早くその世界の常識を知ることができる
2.学歴の代わりorプラスαになる
3.自信がつく

資格取得を推す3つの理由でした。

最後まで読んでくださってありがとう。次の行動へのきっかけになると嬉しいです。

ほな、また。

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しぃ
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