『ブラッド・ワーク』のクリスピー・クリームドーナツ
2009年のある日。
新宿駅南側で思ったより用事が早く終わり、時計を見ると19時。
「今だ!」と思い立って足を運んだのが、クリスピー・クリームでした。
上陸直後のすごい行列ができていた頃のことです。15分ほど並んでいると、できたての温かいドーナツを1個もらえて得した気分になりました。
当時、私は日本上陸前からクリスピー・クリームを食べてみたいと切望していました。
待望の日本上陸
なぜそんなにクリスピー・クリームの上陸を待っていたかというと、クリント・イーストウッドの映画『ブラッド・ワーク』(2002年)に登場するドーナツがクリスピー・クリームだったからです。
『ブラッド・ワーク』には、刑事を引退したクリントが持ってきたドーナツを、仲の悪かった元同僚のオジサン刑事二人と一緒に黙々と食べる、というシーンがあります。何度見ても楽しいシーンです。
ドーナツ自体やたら美味しそうでした。
「なんなんだあの緑の箱は?」
調べたら、それがクリスピー・クリームでした。
クリントが抱えていたのはダース入りの箱でした。
『ルーキー』もドーナツ
ちなみに同じクリント・イーストウッド監督作品『ルーキー』(1990年)にも、新米刑事のチャーリー・シーンとベテラン暴力刑事のクリントが夜食にドーナツを食べるシーンがあります。
この映画のクリントは、チャーリー・シーンが買ってきたと思われる色とりどりのカラースプレーのかかったドーナツを手に取ってつぶやきます。
「Jesus,I wondered who ate these damn things」
(ガキのおやつか)
残念ながら、このシーンは箱の詳細が見えないので、どこのドーナツか特定できませんでした。
クリスピー・クリームはどんどん店舗数が少なくなって、ドーナツも小さくなってますね。
刑事とドーナツの映画を一覧表にしてみたいです。