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自己紹介その②

ご覧いただきありがとうございます。女性スタッフ柏崎です!
前回の記事はこちら→https://note.com/ol_kashiwazaki/n/n4df7c367cd81

自分の特技はみんなの仕事

ソープではマットを褒められることが多く、自分でも好きで得意なサービスだったので、次のお店にはマットヘルスを選びました。
マットヘルスはその名の通りマットプレイ(エアーマットの上でローションを使って行われる女の子主導のサービス)が中心のお店で、責められたい、癒されたい男性が来店するお店です。
なのでマットはできて当たり前。自分の特技が埋もれた瞬間でした。
知らず知らずのうちに高くなった天狗の鼻がぽっきりへし折られたのです。
とにかくサービスを磨くために講習を受け、一からサービスを再構築しました。
形になってしまえば楽しいもので、それ以降移籍したお店も全てマットヘルスで、キャリアもマットヘルスで終えています。

辞め時は、自分で決める。

風俗を始めて10年以上が過ぎ、気付けば年齢は30を超えてきた頃。
ありがたいことに稼ぎが落ちる事はなく、体力もまだまだ十分。もっともっと遊びたいし、お金も貯めれるだけ貯めたい。
結婚とか、出産とかきっと私には縁がないだろうし、今更普通に就職なんてできないだろう。
いつかはやめる時がくるとは理解しつつも、自分にはまだ先の話だと思っていたのです。
そういえば若いころに私に仕事のいろはを教えてくれた講習員さんは当時30歳だったっけ……なんてことが頭にちらつきながら。

そんなとき世界を前代未聞のパンデミックが襲いました。
街には人がいなくなり、お店も一時的に閉店、再開しても時短営業と、なかなか思うようにいかない日々がやってきました。
本指名のお客様とお会いする頻度も下がっていき、このまま引退してしまおうかと考えながら、息の詰まる思いで過ごしていたのを覚えています。
しかしこのままここで引退しても、納得していないから悔いが残るだけ。ゴールを決めて、そこまではどんなに状況が悪くても踏ん張ろうと決めたのです。
一度覚悟を決めるとあとは楽なもので、だんだんと世の中も動き始めたのもあってなんとか自分で決めた引退の日を迎えました。2021年の年末のことです。
最後の一週間、しばらくお会いできなかった本指名様も含め沢山のお客様に送り出してもらえたことで少しの未練も残さず風俗嬢としてのキャリアを終える事ができました。

幸せに、なってね……?

すべての仕事を終え、道具を片付け、お店のスタッフさんに最後の挨拶をしたときのことです。
入店当初からよくしていただいた女性スタッフさんから、「どうか幸せになってね。」と言われ、その言葉が形だけではなく本心から言ってくれているように感じ、自分の幸せについて考えると同時に、家族や親友以外でそんな言葉をかけてくれる存在がいたことにとても感動しました。
ちなみにこのお店で引退することを告げたときに、講習員へのお誘いを頂いたのですが家が遠いので辞退をしました。今思えばその時からスタッフという仕事に興味がわいてきたのだと思います。

元風俗嬢から内勤スタッフへ

年が明け、今までそれなりに走り続けてきた分ゆっくりしよう。その間にいろいろ今後について考えよう。と思っていたら気付けば春。そして夏。
そろそろ働こう。だって20キロ近く太っちゃってる。動かなきゃ。
何をしよう?何ができる?そんなことを考えながらふと思い出したのは先述の「幸せになってね。」という言葉でした。
今度は違う立場からこの世界を見てみたい。そして頑張って頑張って頑張りぬいている女の子の力になりたい。いつか幸せを願って送り出したい。
そんな気持ちから内勤スタッフという職業を選び、ご縁あって柏OL委員会に迎え入れていただけました。

この記事を書いている時点で入社一週間、まだまだ基本的な仕事を覚えるので精一杯ですが、信頼できる存在になるべく努力していきますので、どうかみなさん気軽にお相手してくださいね!

Twitterもやっているので、現在当店に在籍している女の子、お仕事を探されている方、なんかちょっと興味ある方、どんどん絡んでください。
Twitterはたぶんここよりゆるいです。noteにはお仕事のヒントになるようなことを週一くらいで書いていればいいなと思っています。がんばろーう!

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