いつかなんてこない
ステイホーム中、せっせと部屋の片づけをしています。
聖域を作らない!という決意のもと
普段は開けない引き出しや衣装ケースまで徹底的に調べて、
不用品は潔く廃棄しました。
それにしてもこんなに色々なものを、もっともらしい理由をつけて
抱え込んでいたんだなと、自分が可笑しいやら愛しいやら。
廃棄するか迷う時、迷いを断ち切る呪文があります。
辰巳渚さんのベストセラー「捨てる技術」の中の言葉。
「あなたが死ねばみんなゴミ」
「いつかなんて来ない」
今から約20年前の本ですが、
私の人生の羅針盤と言っても過言ではありません。
でも、不要なものをそぎ落としていけば本当に必要なものだけに囲まれて
暮らせるか、
というと人間そんな単純なものでもなく、
「しまった、あれとっておけばよかったー!」ってことも
一度ならずあったし、
「あの時捨てなくてよかった!」ってこともあった。
片付けって、
過去の自分をよしよしと愛おしみ、
そして少し先を見据える、
自分の心の揺らぎと向き合う、
そんな行為かなと思った、この連休でした。
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私は主にお灸で治療する鍼灸師です。
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