
約束
春の嵐が通り過ぎた後に、きれいな虹が出ていました。
虹は心に訴えるものがあります。
虹が出ているとむしょうに嬉しくなって、「見て見て虹が出てる!」と
近くにいる人に教えたくなります。
旧約聖書の創世記には、
虹は神と人との約束の証として描かれます。
また、古代の人々は虹を見て弓の形を連想し、
置かれた弓=戦いの終わりを表すことから、
平和の象徴ととらえたそうです。
雨上がりの虹は、「つながりや和解のしるし」をしぜんと感じさせるの
でしょう。
神と人、敵と味方を結びつける象徴としてみた古代の人々の想像力って
素敵だなと思います。
お灸に使うもぐさは、よもぎの葉の裏の綿毛から作られますが、
この綿毛を集めれば治療に使えるんじゃないか?という
古代の人々の気づきってすごいと思います。
私は鍼灸師ですから、心の中で古代の人々へ尊敬と感謝を伝えながら、
今日もお灸をしています。
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