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斬るえむグランプリ3

おはモルック

そして

こんばんは and Reality




斬るえむグランプリ。


斬るえむグランプリというDJイベントがあった。

主催者は斬る'em ALLというDJ団体。

東京の団体じゃなかったから、自分はその団体を知らなかった。

斬るえむグランプリは、最後まで勝ち上がると名古屋 CLUB QUATTROでDJができるというものだ。

「グランプリ」ついてるし、戦いだろうって認識だった。


斬るえむグランプリは、以下のように進む。

① 01次予選→01分間の動画審査
→全公募者から08人選ばれる。

② 02次予選→名古屋で30分間のDJ
→08人から02人選ばれる。

③ 決勝戦→名古屋で30分間のDJ
→4シーズン × 02人 と敗者復活戦勝者01人の09人で戦い、01人選ばれる。


こんな流れだ。

斬るえむグランプリ3とは、シーズンが04つある内の03シーズン目ということだ。



今回は、①と②について書きたいと思う。



そもそもなんで応募しようと思ったか少し書く。

自分は2018年08月31日DJデビューした。

そろそろ丸03年経つなあ、ということで自分を試してみたかった。

あとは、素直に東京都外でDJをやってみたいという好奇心。

ただそれだけ。

もし名古屋でDJできて、誰かにハマって違うイベントででも呼んでくれたら嬉しいなあと思っていた。

なかなか東京だけで活動してると機会がないと他県のDJイベントには行かない。(僕はだけど...)

行っても関東圏内だろうなと思う。

そこでただ遠征してみたい!ってなったって話。


2019年の09月、東京に引っ越してきた。

前職も東京の会社なんだけど、群馬県まで出向していたので、群馬県や埼玉県に住んでた。

前職を退職して、東京でやり直そうと思ってた。


よし、東京に来たし、DJイベントもライブもいっぱい行けそう!

とりあえず引っ越しでお金いっぱい使ったし、2020年のアラバキロックフェス目指してお金貯めよ。

ビバラも行きたいなあ。

でも今度こそJAPAN JAMもいけるじゃん!

ベイキャンも気になるし。

初めて行ったラブシャもいいなあ。

でもその前にロッキン!


これから楽しみだな、、!





コロナ禍になった。





は?

考えてたんとちゃう。

仕事がテレワークになったのは嬉しい誤算だったけど。

DJイベントはどんどんなくなった。

友人の結婚式も04件延期。

ただただニュースの情報に撹乱される日々。

本当にここは2020年なのか?ってなった。


気軽にDJ出来てた環境がありがたいことに気付いた。

それからDJをする機会を大事にすることになる。

そのため、2021年01月からDJ活動をやめた。

レギュラーイベントのReal and RealityとSolo Shipだけ出るようにした。

生誕祭も年01の行事だしお祝いだし、ってことで出たか。

まあ、DJイベント自体が緊急事態宣言ばっかでなくなってたけど、、、

ちゃんと休止するって決めて色々試せたのはでかかった。

だから約半年間、DJ休んだ。


そのDJ休止期間から脱する時、斬るえむグランプリがあることを認知して、やってみようってなった。

少し話ずれたけど、これが応募した理由。


① 01次予選→01分間の動画審査


自分は、斬るえむグランプリ シーズン3に応募した。

ハッシュタグは #斬るえむグランプリ3 なので、何かあれば追ってもらえたらいいなと思う。




応募開始日になった。





(待って?)


(応募動画って何時に出せばいいんだ...?)


(あれ、どこにも何時から開始って書いてないぞ...)


(もしかしたら今日現場で戦うシーズン2が終わったタイミングでアナウンスされるのかな..?)


(考えても仕方ない。早ければええやろ!先手必勝!!)


ポチッ


動画投稿初日の00:01に動画を出した俺だった。




00:00に出さなかった(出せなかった)のは、さっきの葛藤と本当に00:00になってるのか?って不安になって、01分ずらしたらきっと大丈夫って思ったから。

そもそも00:00は24:00扱いで00:00ではないのではないか?とかゲシュタルト崩壊が起きてた。


怖い怖い。


動画の内容は、自己紹介動画にした。

DJやってミックスするのも考えたけど、現場でやればいっかってなった。

なので、自分の好きな曲のMy Hair is Badのアフターアワーにした。

画面はいま流行ってると思っている縦画面で。
Wurtsさんとか平葵さんのMVが好きだし、インスタのリールとかTikTokとかも縦画面だしね。

好きなMV貼っとく。

スマホで見てほしい。



檸檬の日々/Wurts


僕的スティグマ/平葵

ああ、めっちゃいいな。

縦画面での見せ方って、凄い好き。

あとは女の子が01人だけ写ってる思い出に浸る系のMVも好き。

関係ないけどこれもあげておこう。。。



エバーユース / ニアフレンズ



そんなこんなで、01次審査の結果発表があった。

ツイキャス(Twitterの配信サービス)で行われた。

焦らしに焦らされ、やっと発表された。


つづきともみ賞 とわ


家で01人で鑑賞していたが、ガッツポーズした。

誰よりも早く応募動画を投稿したのがよかったのだという。

先手必勝。

よかった、、、

安堵と嬉しさで少し泣いた。

確か15人くらいから08人に絞られたから、選ばれる確率が50%だったからね。。

発表の時の動画はこちらのツイートで見れるので、よかったらぜひ。

そんなこんなで03週間後に名古屋でDJすることになった。

やばいやばい。

準備間に合わないって思いながらせかせかしてたのを覚えている。

自分が主催でやる予定のイベントも07/18に控えており、なかなかハードだったな。



②02次審査 現地でのDJ

はじめての都外でのDJ。

会場は名古屋だ。

そもそも降り立ったことがないはじめての名古屋。

前日から車で移動した。

一緒に出る予定だったyuzuki、半田そうめん2号、Uruさん、ちゃんてつ、たーと一緒に。

(うぉぉぉおおお、、、遠征って感じする、、、!)

楽しい!!

Uruさんに運転してもらって、出演者は寝る予定だったのにみんな起きてた。

というか、車の時間が楽しかった。

懐かしいこの感じ。

朝05:30に名古屋に着いた。

陽は上がり、もう朝か...って感じだった。

06:00に開く大曽根温泉 湯の城に行って少し休んだ。

06:00から開くのにめっちゃ人いた

びっくりした

そこのロウリュウがとてもよかった、、

そんなこんなで湯の城で朝ご飯を食べて、会場の今池3STARに向かう。


会場に入った瞬間、緊迫した雰囲気。

01次審査の動画で見ただけのDJ陣。

凄く緊張した。

開場15分前、打ち合わせをした。


(うわあ、もう始まるじゃん。。。無理ィ。。)


冗談ではなく、本当にこういう気持ち。

怖すぎて吐き気すらきた。

トイレに少し篭った。




斬るえむグランプリシーズン3が始まった。





出番前、酒飲まないとやっていけないと思った。
なのに、酔えなくて本当に無理だった。

顔が真っ白だったと思う本当に。

01時間で07杯ビール飲んだくらい。

それでも酔えなかった。

今池3STARのいいとこ、アサヒスーパードライなこと。

ただただ美味しい。

そして冷えている。

最高。

まあなんだかんだでちゃんと酔えた。

正直、お酒飲まないとDJできないのは損だなって思う。


いや、DJはできるよ。

でも、パフォーマンスはできない。


セトリはやりたい放題やった。

なによりも自分が好きな曲で。

でも、前半の13分のセトリは別物を使った。

なぜかというと、出番までで前半13分のセトリから03曲も被ってしまったからだ。

今度自分の所属しているReal and Realityでやろうって思っていた13分のセトリだ。

それは、本イベントの02週間前に行った渋谷JACKというサーキットフェスで見たライブに圧倒された時に作ったものだった。

Half time Old、Maki、プッシュプルポットはその日に初めてライブを見たバンドだ。

そしてその日に買ったCD。

(ライブやフェスでCD買うの好きなんだよね。)

まだ数回しか聴いていないようでめっちゃ聴いてる楽曲たち。

これを含んだセトリだ。

ライブ見てから流す曲はやっぱり鳴りが違うと思う。

自分があの日に見たライブ、本人たちが演奏していたことを疎かにできないし、気持ちが高まった。



DJ中は、覚えてない。

でも、ライトがすごいピッカピカで体験したことなくて、気持ちよかったことは覚えてる。

アドレナリン出てた。

気持ちの入り方が狂った。

これはきっと酒のせい。

良いライブハウスだ、、、ってなった。

俺は今ライブハウスのステージでびっかびかでやってる。



ただ、アガった。



これは本当に今池3STARが良い箱だった。

プレイ中の30分、めっちゃ泣いた気がする。(覚えてない)

その頃聞いてたUnblockのサイレンって曲が刺さりすぎて。

名古屋で俺DJやってるぞっていう過去の俺自身に対して思うことがあって、歌詞が刺さっていた。

だからこそフル尺で流した。

セトリの中で唯一、この曲だけだ。




僕ら夢を見ていた
高鳴る心臓と共に
ここにいると叫んだ
消えゆくその前に

(サイレン/Unblock)





プッシュプルポットの13歳の夜も流してしまった。

これは泣かないわけがない。

正直、東北にいた身としては、忘れてはいけない。

ライブで泣いた数少ない曲のひとつだ。

14時46分 いつもと違う鐘がなった
無責任の"大丈夫"がやけに頭を駆け巡った
辛いけどあなたが笑うだけで僕は救われたようだ
あなたの表情 無責任な感情より響く
あなたに生かされているの
泣き叫んだ
忘れられない 13歳の夜
(13歳の夜/プッシュプルポット)






DJ終わって楽屋に行く。

きっとここで15分くらい泣いてた。

めっちゃ励まされてたのを覚えている。

ご迷惑をおかけしました。

本当にごめんなさい。

俺の今できるDJはこれくらいしかなかったっていう悔しさ。

もう終わってしまったという感情。

そして何より何も覚えていないということ。

酒の飲み過ぎか否か、DJ中全然覚えてなかった。

DJ中、音を止めたらしいです。

そしてyuzukiからテキーラ貰ったらしい。

それも覚えてない。

あとから撮ってくれてた動画とか見たけど、誰だこれってなった。

こんなプレイしてる人知らないって気持ち。

昔からたまに言われることがある。

とわは多重人格だと。

この時に確実に分かった気がする。

俺は多重人格なのかもしれない。

知らん人いるのかもしれない、俺の身体の中に。
そんなことも受け入れていこう。

憑依系DJも悪くないと思う。

ぶっ飛んでるだけだけど。

全DJが終わった。


すぐさま結果発表。

ここで08名が02名に絞られる。





へポポタマスさんが勝ち上がった。

強ぇぇえええ。

順番が俺の前の人だったから、俺全然プレイ見れなかったけど。。

グランプリ2も経験してのリベンジ。

凄いなあ。

よし、次の進出者。。

もう緊張するの嫌だから早く終わってくれ。。。




つづきともみさん「エントリーナンバー28。。。。」




(28って誰だろ、そういや気にしてなかったな)






つづきともみさん「とわ!!」




名前呼ばれた。

勝った。

勝ち上がった。

嬉しかった。

誰かに背中叩かれた。

きっと隣にいるへポポタマスさんだ。

マイク渡された。

何話したかこれまた覚えていない。





(俺?は??まじか)





結果発表が終わった。



すぐ隣にいたおかぴーさんが「おめでとう」って言ってくれた。

覚えてる。

その後、yuzukiが来た。

「おめでとう」って言われた。

(お前なんでそんなこと言えんだ、、?)

純粋にそう思った。

悔しかった。

yuzukiとは長い付き合いだけども、あんなに凄ぇと思ったのは初めてだったから。

緊張ほぐれたのもyuzukiのDJ見たからだった。

俺もやんなきゃってなったから。

なんか02人して泣いたと思う。

普通にハグしたの今考えると笑えるけど。



その後もそうめんからも「おめでとう」って言われて、みんなのおかげなんだぞって強く思った。

そうめんは去年の12月のReal and Realityに来てくれていて、褒めてくれた。

たった一言「よかった」ってだけだったけど。

現場でDJ見て凄いなあって思ったDJの01人だったからね。

去年のその日に自分が宣戦布告していたし、戦うのは必然だったのかもしれない。


(これ書いている今も思い出して涙出るわ、、)



斬るえむグランプリの01次審査と02次審査はこれで終わり。

次は決勝。

こちらも別のノートで書いていく。


拙い文章で申し訳ない。

長々と読んでいただきありがとうございます。

たまにはこういうの書くのもいいもんですね。



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Photo by あきぴ(斬る'em スタッフ)

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