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久しぶりの映画館で「憧れを超えた侍たち」を見る
家から一番近いTOHOシネマズに行ってきました。
TOHOシネマズというか映画館という所に来たのもずいぶん久しぶりです。
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見たい作品があっても上映スケジュール、上映時間に自分の都合を合わせるのがなかなか難しいので見に来る機会が少ないのです。
作品にもよるが大体は約2時間映画館にこもるから家でテレビやDVDとかブルーレイ、配信等みたいに何かしながら見たり途中で止めることが可能ではなく集中してスクリーンを見るわけだし、あと以前来た時に比べて料金もだいぶ値上げしていた。
そう思うと時間とお金を使う映画って今でも贅沢な娯楽なんだなと思う。
まぁチケット代が2000円以上もしたり2時間どころか3時間ぐらいかかることを思えば野球場に野球見に行くのも似たようなもんかな…とも思うし、それに価値があると感じるか無駄に感じるかは人それぞれだから(^_^;)
で、今回久しぶりにTOHOシネマズに来た目的は
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栗山監督就任からWBCで世界一になるまでの日本代表侍ジャパンにチーム専属カメラが密着したドキュメンタリー映画「憧れを超えた侍たち 世界一への記録」を見るためでした。
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上映時間は130分ほどと結構長めだったがあっという間に終わってしまった感じ。
改めて今回の侍ジャパン、良いチームだったな…と思う。選手だけでなく監督コーチスタッフみんな含めて。
東京五輪で金メダル取った時も良いチームだな、大会が終わると解散するのが残念だなと思ったものだが、みんなプロなのもあるし栗山監督の気づかいや統率力もあったのだろうけどチーム行動、集団生活ですぐに良い空気感、雰囲気が作れるというのはすごいと思う。
目的がひとつ、明確なものだからかもしれないが、あらゆる環境や状況への対応力適応力が高くて対人関係が上手くないと代表ではやれないと言えなくもない(^_^;)
あとこの映画が創作映画だったらこんなシナリオ書いた脚本家はすげーなって思うところだけど、この熱血スポーツ漫画みたいな展開のストーリーは現実に起こったことであるというところがまたすごいのであって、事実は小説よりも奇なりとはよく言ったものだと改めて思った。
個人的な映画の感想(面白かったところ気になったところ)
牧が初代表入りで若いのに完全に陽キャというか宴会部長(ベイの時から知ってたけど)
源田、小指骨折してるってサラッと言うなよ…でもその後牛乳を飲んでるのを暴露(?)されて少しでも早く良くなるためにやれることはやろうとしてたのが熱かった
投手コーチの吉井、緊迫した場面でさりげなくボケるもスルーされる
宮城はいじられキャラで宇田川はマイペースキャラだと改めて実感
チームを途中で離れることになってしまった栗林の「ぴえん」が可愛かった
大海が投げる場面でちゃんとロジンが舞うカットがアップで映った
難しくて細かくて数が多いサインを覚えたヌートバーえらい
侍のユニ着て写真撮影する誠也の言葉や姿を見てWBC出たかっただろうな…と思うと残念過ぎて悲しかった。でもこうしてちゃんと映画に入れてくれて、誠也も大事な侍の一員、仲間だったのだと改めて感じる。清水コーチの言葉が優しかった
ダルにスライダー教わるところとかメキシコ戦での表情の喜怒哀楽を見ると朗希は純粋な熱血野球小僧で、いい子だなぁ〜と思った
決勝が終わった後に栗山監督が村上にかけた言葉を思うと村上はこれから栗山監督の期待や想いに応えることが出来るのだろうかと、シーズン入ってからの成績を見てると思う
大谷君は常に自分のプレーに満足してない、自分はもっと上手く出来るはずだと思いながらプレーしてるように見える
最後に健介が天然を発揮しておいしいところを持っていったと思われたけど、やっぱりそれは大谷君だった(^_^;)
栗山監督なぜホワイトボードに抱きついて話すのか
さりげなく出ていた杉谷
韓国戦は意識する?という質問に当人(選手)は特に思わないけど周囲の方がすごく意識が強いみたい、という発言
感想には個人差があります。
ところでこの侍ジャパンの映画、当初6月頭から3週間の期間限定公開の予定だったが大変好評につき上映期間が延長され上映する映画館の数も増えることになったとか。
もう1回見に行こうかなとも思ったけど、私は短期間に同じ作品を何回も見る性格ではないんだよな…(^_^;)
映画でもテレビドラマでも何回見ても面白い飽きない作品はもちろんあるけど、間を空けてからまた見たいタイプです。
でもそんなこと思ってたらもう劇場で見ることはなさそう…
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それにしても2時間以上も映画館にこもった後に外に出てくると、映画見てる間に外の世界では何が起こってたんやと浦島太郎気分を味わえるのでこれも久しぶりのことでした(^_^;)