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6歳~の記録

6歳(年長さん)
年長さんといえばお泊まり保育。これもだいぶ心配したんですが、あんまり事前にお泊まりだよ!とか、お母さんいないんだよとか、不安を、想像させる事は言いませんでした。
かるーくみんなでご飯食べて、花火するんだって~
くらいの感じで明日また迎えに来るねと玄関でお別れ。
何の問題もなく過ごす事ができたようです。

こうやって、普通にできる事と出来ない事の差があるので、一瞬はやっぱり普通じゃんと思われる事も多かったはず。

年長の運動会と言えば大役ばっかり。
でも朝から行きたくないモード。こーなるともおダメ。入場から一歩も動きません。
入場の大事な旗もち。旗をもって演技やらはじめの体操。全て先生付き添い。
何種目目かの徒競走と親子の技能走だけは無事にできました。
この時点でやっぱり普通と言われる子供ではないなと確信しました。
でもここで何か発達障害に関して動き始める事はしませんでした。

最終決定は入学してからにしようと決めていたんです。小学校になじめなかったら対策を取ろうと思ってました。

今思えばこれがよくなかった。

そして冬になりおゆうぎ会です。
いままで出来た事なんて見たことない。今回もダメもとで泣かないで立ってるだけでいいからみんなと同じ空間にいてほしい。
ただそれだけ願って会場に連れていきました。通わせてたこども園が市内で一番大きい会場でやる園で、会場だけでも緊張感あります。
そんな中、毎年預ける時に泣かない日はなかった次男が、なんと!泣かないでバイバイできたんです!
そこからピアニーを使った合奏。和太鼓による演技。ダンスや演技。体操の演技で跳び箱最高段をあっさり飛び。最後におわりの言葉でひとりで大きな声であいさつ!
全て完璧にやりとげたんです!!
もお号泣です!!抱きしめました!嬉しい!
うそでしょ!やれるはずないと思ってたのにこんな瞬間が最後に待ち受けてるなんて!
今でも思い出すだけで涙です。
なぜかうちのこ大丈夫じゃん!って思ってました。

でも朝の行き渋りはあいかわらず。
小学校の健診がありますよね。
親と離れる瞬間があると思うのですが、それも事前に小学校に電話して、ちょっと無理かもと連絡だけは入れました。
でも当日、あっさりと5分くらいですが、離れる事ができました。

これも診断が遅れる原因だったそうです。ここで離れられなかったら、支援学級の先生も何かしら対策を考えたそうです。

できる事と出来ない事の差が激しくて惑わされて振り回されてました。

そして。卒園式を迎えました。
朝から着替えさせるので必死。行かせるので必死。ひとりで歩いて入場なんて無理。1人ずつ言う言葉も小さい声ながらも頑張ってました。
最後おしっこをもらしてしまうハプニングになってしまいました。ここまでハラハラさせられる卒園式なんて誰にも体験できないレベルにハラハラ。感動どころではなかったです。
さっさと帰りました。

そこから全ての自信を失ったかのように入学式まで過ごします。
毎日YouTubeとゲームざんまいです。

入学式前に児童会に行かせなきゃダメだったので、何回か行かせました。それも泣いて嫌がるの無理矢理おいてきました。

そこからの入学式だったので、当然泣いて嫌がってる中の入学式です。
最悪なのは想像できると思いますが、最悪でした。
みんなで手をつないで入場してくるはずが、いません。体育館の入り口で必死で突っ張って抵抗してました。
会場もだんだんざわざわ。
結局先生が無理矢理手を引っ張って引きずるように入場し、席には座れず。先生達が座ってるあたりに立たされる感じでいました。
そのまま式が終わり、全員で集合写真です。
ここでもやってくれました。
カメラを見ないという抵抗。
ここまできたら笑えてきました。
カメラマンや何も知らない先生達に名前を叫ばれ、前みてーー!!って言われれば言われるほど前は見ません。
もおいいやと言われ、1人だけ下見たまま集合写真に収まりました。
きっとこんな子供は初めてだったでしょう。
みんなの記録と記憶に残った事でしょう。

この一連で私はいろんな事を覚悟しました。
普通ではない。
これからどうしよ。どうなるんだろ。

入学式からすぐ次の日から学校です。
お姉ちゃんと学校に行けるという望みだけで何とか行かせました。
でもお姉ちゃんパワーは2日間だけでした。
ニコニコで行ってきまーすと行ったのは2日間だけ。
3日目からは行きたくないが始まり、入学式から5日間行ってそこから不登校がはじまります。
不登校のはじまりから発達障害の診断がくだるまでをまた次回記録していこうと思います。


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