2023年4月の記事一覧
短歌を「読む」ことについての仮説。
色々な歌集の紹介文を書いて
気付いた事がある。
それは
歌集を読む時に自分の経験と照らし合わせて、分かる短歌を紹介しがち!
ということだ。
分からない短歌を紹介して
分からん!以上!
では文章にならない。
よって仮説。
読みの幅を広げるには経験の幅を広げると良いのではないか。
以上、雑談終わり。
↓関係ない写真。
『サウンドスケープに飛び乗って』を読む。ー想像力のひかりー
ポップで明るい、
不思議なイラストの表紙に惹かれて
購入。
『サウンドスケープに飛び乗って』
久石ソナ氏の歌集。
五首選で紹介。
月が剝がせそうという
・月に手が届く感。
・月を剝がしたらどうなるのか。
など面白いポイントが多い一首。
朝の月の色の薄さが際立つ。
俳句を読み短歌を詠む者としては、
こういう一首に惹かれる。
俳句だと季語を二個使うと季重なりだが、短歌なら大丈夫。
季節の