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ゆめいるか書房
2022年7月3日 16:55
独特の雰囲気の川柳集。しれっとした洒脱予定調和を上回るズラしなど読みどころが多く、読者は飽きずに楽しめる。以下数句紹介。あいさつか冬の花火かわからないあいさつは音で、冬の花火は光がメインだろう。聴覚で捉えるものと視覚で捉えるものの混同という面白さ。もしくは音だけで考えると冬の花火の不意の音と不意にされたあいさつが重なるか。ちょっとした砂丘になって待っている待って
2022年7月15日 12:32
作者の岩倉日さんは、歌会サイト『うたの日』に頻繁に参加している。そして投稿後の結果と詠草をTwitterにマメにアップしており、短歌が生活の一部になっているようだ。歌人集団かばんの会にも参加している。そんな日々の積み重ねが歌集になった。内容はライトで、世知辛い内容もあるが気楽に読める。 Amazonの商品紹介に『This is ネクラポップ!!岩倉曰の第一歌集。548