【準決コミュ向け】W非凡の戦略

はじめに：本Noteは準決コミュ向けのNoteになります。
準決コミュ向けに展開している内容，普段話している内容を前提とします。

皆さん，先日はOGC参加ありがとうございました。
無事忖度外枠で勝てました。
この馬の素体は先日ポストした通りで，必ずしも強くはないんですが，W非凡の力を活かして勝ち切っています。

今回は先にネタバレします

超決戦のコンセプトは「W非凡」
この馬はバゴ瓏覇を直接付ける超完璧〆によって隔世率を上げ、Wを狙って付けています

スピが甘えられ、バフ減衰の少ない稍重では特に有効な戦略になりますので、まずはそのスペックを堪能頂ければと…
※内枠入ったら死にます https://t.co/sQUjkWjs0u pic.twitter.com/ZMxIkqO13k

— 鉱山夫@ダビマス/ゼンゼロ (@db_mpros) August 22, 2024

参加者の皆さんにはW非凡の強さを確認いただいたうえで，戦略としてW非凡を扱う際の考え方について，本Noteでは解説します。

私は隔世遺伝について，先人たちの検証も踏まえて以下と認識しています。
(1) 通常の配合において約1%の確率で発現する
(1)' 直超完璧の場合，約5%まで確率が向上する（完璧も上がるらしいが，体感で超完璧以下なので除外）
(2) 肌側の５代目以内の牡馬・牝馬が有していた非凡な才能が発現する
(3) 隔世才能の抽選は，まず発現するか否かを抽選し，その後，どの才能を選ぶかの抽選が入る（つまり，肌側の非凡持ち数に応じて特定の非凡を持ったWの出生率が下がる）

以上から，W非凡を実戦で扱うためには，「隔世したらうれしい非凡で極力肌側を埋めたうえで」大きく以下の２パターンで生産することになります。
a. 奇跡等の通常の配合で100頭強跳ねを引く
b. 直超完璧で強跳ねを20頭引く
c. 大絵馬オオバンブルマイ
c. は一部の人にしか許されないプレイスタイルですので，基本はa. またはb.。ただa. の強跳ね100頭は現実的にはかなり厳しいです。
一方でb.も厳しいといえば厳しいですが，落としどころとして「ニトロやクロスの盛りやすい直超完璧の出来る馬で強強10頭位引いて，１頭W引くことを祈る」程度であれば現実的な気もします。

さて，この戦略のもとで太字部に該当する馬がどの程度いるか。
判断基準としてはざっくり，「安定Cであること」「５枠であること」「速５長３以上で直超完璧ができかつニトロが速20長9を満たすこと」です。これを容易に満たせる馬は現状バゴ瓏覇のみです。
※代案として，リファールやオペラハウス，モンジューなどもいるが，いずれもニトロが不足したり，安定Bだったりといちゃもんが付きます

また，バゴ瓏覇直の場合，素体はスピ155-140，スタ125-140程度の分布になるかと思います。W非凡で勝負になるのは良馬場でスピ８差未満までと今までの経験から考えており，そのためWが戦略として扱える条件は，「バゴ瓏覇が発動する，稍重～不良の舞台」となります。大阪杯はこの条件に合致していたので，まぁ出たらラッキー位の心持ちでバゴ直を生産しました。

配合を組む上の注意点として，バゴはその血統上，低相性縛りになります。
また，出来る限りスピスタ根の上がる子系統を盛りながら，非凡持ちは極力差し，最低でも自在の才能を入れ込むことで，どれが隔世してもよいように配合を工夫してみると良いでしょう。

以上をまとめて，以下が私なりのW非凡に対する考え方になります。
今後の生産の参考にしてみてください。
・ Wを戦略として組み込めるのは現状バゴ瓏覇の発動する稍重～不良条件
・ バゴ直配合では，出来る限り子系統を盛りつつ，非凡の脚質を差しと自在に絞る