ファシリテートの失敗例【3選】
前回は会議のファシリテート方法の要点をご紹介しました。
特に「問題解決の5ステップ」を意識する(下層から合わせる)ことは、即日使ってみましたら、30分だけの会議が濃密な議論になりました。
GOAL効果:どの施策の効果が大きいか
↑ 施策:どんな解決策があるか
↑ 原因:なぜそれが発生するのか
↑ 問題:具体的にどう困るのか
↑ 事象:何が起こっているのか
今回は、ファシリテーションの失敗例【3選】と銘打ってご紹介します。私もやってしまいがちの失敗例です。
失敗①:フレームワークなど複雑なことをすること
3C、4P、SWOTなどは同じ共通言語を持っている仲間同士であればよいのですが、MBAスクールでもないとそうゆうわけにはいかないので、むやみに使うことは避けましょう。
失敗②:いきなり会議の進行役をかって出ること
一見、積極的でよさそうなことですが、これをやると進行役として変に期待されることになります。全員ファシリテーションを行う状態が理想です。
失敗③:会議の目的を偉そうに確認すること
教科書には目的を確認せよと書かれていますが、たいていの人は目的は?と聞かれても答えられない。目的が曖昧と言われたものだと、主催者のプライドが傷つけられて会議が一気に重いムードになります。
あと、やってしまいがちなのが、発言者の要約、言い換えるとこうゆうこと?という風に、参加者の曖昧な表現を要約して言い換えることも、、、へたな要約をすれば「そんな意味で言っているわけじゃない」となりますのでご注意を。(発言の要約は上級者のスキルです)
このようにならないように、コツコツ小さな確認から行いましょう。
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