入口はコミュニティから
1年以上前にマッチングアプリでマッチングして、それから特に1回も会ってない方がいまして。
先日その方から、ネットワークビジネスに誘われました。
今までは、トークイベントのお誘いでちょくちょく連絡がきてて、どうしようかなぁと迷いながらも参加はしていませんでした。
で、今回ネットワークビジネスの誘いがあり。
率直に言うと、僕はこう思いました。
「遂に本性を現したか…」
ネットワークビジネスに関しては、やんわりと断りました。
以前にも別の方から、ネットワークビジネスの誘いを受けたことはあったんですが、パターンは大体同じです。
いきなりネットワークビジネスの話はせずに、まずは何らかの別のコミュニティに誘う。
そこでそれなりに馴染んできたら、ネットワークビジネスの誘いをする。
これがネットワークビジネスに誘う王道パターンなんでしょうね。
先日の方は、トークイベントというコミュニティを入口にしようとしていたが、何度か誘っても僕がのってこないので、もうダメ元でネットワークビジネスの話しちゃえ!という感じだったのでは。
そんなふうに解釈してます。
ただ、それが良いことか悪いことかは、人それぞれの考え方次第です。
僕も長年お笑いライブに出演してきて、人を集めること(集客)がいかに大変かは身に染みてわかっています。
何か別のコミュニティと連動させることで、どっちもうまくまわるようなら、それを一石二鳥と考えるのも、理解できない話ではない。
あ、そういえば。
こういう話を露骨にすると怒られるかもしれませんが。お笑いでも、“宗教と連動させる”という手法をとっている方もいます。
以前、ある宗教に属している芸人と、ライブで定期的に共演してた頃。
その方が楽屋での何気ない会話で、チラッとこんなことを口にしたことがありました。
「神様なんて絶対いるわけないのに…」
神様はいないと思ってるなら、なぜその芸人は宗教に属しているのか。ズバリ、お笑いの仕事をやる上で何らかのメリットがあるからでしょう。
つまりは、その芸人さんは“ビジネス入信”をしているということです。
旨みを得るため、建前上、信仰してるていで動いているのです。
お笑いだけでなく、音楽業界でも同様に、宗教と連動させると活動が安定するなんて話を聞いたこともあります。
政治の世界でも、似たようなことがきっとあるでしょう。
ま、先程から何が言いたいかというと。
何らかのコミュニティと連動させることで活動を充実させる、なんてことは世の中よくあることだということです。
「成功するためには手段を選ばず」の意識がどの程度なのか。結局のところ、その程度の違いだけであり。
別のコミュニティを介してネットワークビジネスに誘うのも、必ずしも悪とは言い切れないことかもしれません。
ただ僕は、ネットワークビジネスに関わるつもりは、今のところ全くありません。
僕は、わりかし潔癖な人間なのです。
ここをポチッとすると、ボクをサポートできるんだって。 うっふん。