お笑い初期衝動
128.あっという間の空中分解
前回、ようわからんブルーハーツの話をしてしまいましたね。忘れてください(笑)
では、気を取り直していきましょう。
ネタがつまらなく思えてしまう原因は、自分達が下手すぎて、ちょうどいい間を再現できていないことだった。
微妙に間が違う。そこに、ネタ合わせの途中で気がついた。
では、そこで僕はどうしたかというと。
あろうことか、、
代走みつくにさんのツッコミをやたら責めました。
下手なのは3人ともなのに、僕は自分のことは棚に上げ。また、プライド高い田中三球にはあれこれ言うと機嫌を損ねると思い。
一番ものを言いやすい、人のいい代走みつくにさんに対してだけ「お前のツッコミが下手やねん!」と文句を言いまくったのです。
我ながら、本当に最低である。
若かりし頃を思い返すと、僕はとんでもなく器の小さい人間だったようだ。
そして、更に田中三球も、僕と同様にみつくにさんにだけ文句を言いまくり。
文句のサンドバッグ状態となった代走みつくにさんは、数日後、「このグループ抜けるわ」と言って去ってしまった。
トリオでの初めてのネタ合わせから、たった1,2週間。
おもしろかった瞬間もあったはずなのに、技術的にも人間的にも未熟なあまり、僕達はあっという間に空中分解してしまった。
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