お笑い初期衝動
137.『湯呑みでコント』
①小道具を使う。
②よくありがちな設定で芝居をする。
③ショートコントで乗り切る。
自分の演技力不足を助ける方法として、この3つを例にあげ、詳しめに説明してきたわけだが。
田中三球とのコンビを解散し、代走みつくに・田中三球とのトリオも解散して。それまで全く興味がなく、自分に向いてるとも思えなかったピン芸に、本腰を入れて取り組もうかと考えたとき。
自分の得手不得手を踏まえれば、上記①②③をうまく取り入れることが、現状での最善策だと感じた。
僕の中では、①②③は全て、自分の力不足をごまかすような手法であり。それをやったとて、一人前のピン芸人になれるとは思わなかったが。
まず第一歩としては、ごまかしの手法であろうが、それなりに見れるものをやるべきだろうと考えた。
ピン芸というスタイルに元々思い入れがなかったため、「ウケなくてもこうやりたい」というような変なこだわりはなかった。
そうして迎えた養成所でのネタ見せ。
トリオ解散直後、最初にやったピンネタで、僕は①②③を全て取り入れたことをやった。
コントのタイトルは『湯呑みでコント』。
湯呑みという小道具を使って挑んだショートコントだ。
そしてこれが、、
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