少し不思議な話（井戸を塞いではいけない）

こんにちは奥山さんと言います。
同僚のKが居酒屋の店長Rさんから聞いた話。
Rさんと大変仲が良い、小学生時代からの友達が引っ越すことになりました。
その友達から引っ越しの手伝いを頼まれたRさんは、内心行きたくなかったのですがまあ1日だけだから、と割り切って手伝いに行く事にしました。
引っ越しの労働がめんどくさかった訳ではなく、友達住んでいた家が「この世ならざるモノ達」があちらこちらに居る家だったからが理由でした。
引っ越し当日、家の中に入ると案の定、この世ならざるモノ達が、そこかしこに居ます。
なぜそんなに居るのか？、Rさん曰く「井戸をつぶして、その上に家を建てた為、家全体が霊道になってしまった。」からだそうです。
引っ越し中、Rさんは、視えているこの世ならざるモノ達に違和感を感じました。
Rさんに視えている、この世ならざるモノ達すべて、頭や腕、胴体や足などを所かまわず食い散らかされた様になっていたからです。
Rさん曰く「おそらく、井戸を塞がれた為に、井戸に住んでいた何か（龍？）が怒ってやったんだろう。」と言う事でした。
 
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