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短歌

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奥田ビアの短歌です。
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2024年9月の記事一覧

もう正しくいられないから手を取って欲しいの二人燃えちゃいましょう

もう正しくいられないから手を取って欲しいの二人燃えちゃいましょう

短歌の連続投稿はこれで終了です。

バッドエンディング然とした終わり方になってしまいましたが、本日夕方に発表する有料記事(今月の未公開短歌)はまた違った終わり方をします。

値段設定を100円とお安くしておりますので、よろしければその記事がどう終わるのか、見届けてやってください。

毎日短歌を見てくださった方、スキ! やコメントで反応をくださった方、本当にありがとうございました!

フォロワーの僕っ子の一人称が私になって既に数年

フォロワーの僕っ子の一人称が私になって既に数年

時って流れちゃうものですね。
私の夢は、僕っ子のおばあちゃんを見ることです。
#今日の短歌  

「やれやれ」と主人公が言うたびに君の顔を思い出す「やれやれ」

「やれやれ」と主人公が言うたびに君の顔を思い出す「やれやれ」

「やれやれ」ハードボイルド作品の主人公が呆れて言う。
そのたびに同じ口癖の人が頭に浮かんで、私は自分がどれだけあの人が好きなのかと呆れて言う。
「やれやれ」
#今日の短歌  

お利口をこなしてきても得たものは傷だけだった愛が惜しい

お利口をこなしてきても得たものは傷だけだった愛が惜しい

笑顔を向けて欲しくて、言いつけを守ってきた。
その表情を愛だと思っていたから。
「正しい」ことならなんでもした。
手に残ったこれは何?
私が正しさのために捨ててきたあれは、あれこそが。
#今日の短歌

世界が広がってもやることは同じ誇りを胸に張って歩くの

世界が広がってもやることは同じ誇りを胸に張って歩くの

誇りを胸に、自分の歩幅で。
これがどこまでも広がる世界を征服するためのルール。
#今日の短歌

ラメ乗せてもも色リップ仕上げには羽ばたくまつげ君のもとまで

ラメ乗せてもも色リップ仕上げには羽ばたくまつげ君のもとまで

多幸感のあるピンクメイク。
目元をぱっちり見せるためにラメを乗せて、食べたくなっちゃうような桃色のリップをするり。
仕上げにマスカラでぱっちりと睫毛を上げれば、完成。
早速デートへ出かけよう!
#今日の短歌

夜空舞う蝶月と燈見紛えて燃ゆ体星になりて消ゆ

夜空舞う蝶月と燈見紛えて燃ゆ体星になりて消ゆ

蝶が燈に集まって燃え消えていくのは気の毒なことだ。
きっと燈を月だと信じていたのだろう。
けれども星のように煌めいて散る彼らを羨ましく感じてしまうのは、何故だろうか。
#今日の短歌