日記 -2021年1月14日

・普通に寝坊した。

・だらだら起きて、一旦大学行って、また帰ってきて、そっから新幹線乗って帰省。(2回目)
なぜこんな短いスパンで帰省しているのか。理由はここには敢えて書かない。

・新幹線の窓の外をずっと眺めてた。丁度日が沈む時の、ピンクと群青が混ざったみたいなグラデーションが美しいと思った。

ひたすら、田んぼが続いている。家もある。このひとつひとつに、知らない家族が住んでいると思うと不思議だ。私の人生と、彼らの人生が交差する確率は何%なんだろう。テレビを見ていると、今まで全然知らなかった人が出演していることがある。

何年生きても、人生が交わらない、知らない人はゼロにならないだろう。1日にただ多くの新しい人と出会うことだけを繰り返したら、何歳で日本中の人を知ることができるんだろうか。

出会った人には何か意味があるんだろうか。あんまり、無いだろうか。出会った時点で、もうそれは、運命なんじゃないだろうか。

・新幹線の乗車口に並ぶ、サラリーマン。みんな、守るものがあるんだろう。オスは狩りに出て、メスは家に居て料理や近所付き合いをする。いつからなんだろうか。それが結局、1番男女が共に生きていく上で、上手く行く形式なんだろうな。自然とそうなったんだろう。

・私には守るべきものが無い。守りたいものもない。なんだかそれが、無性に寂しく思えてきたのだ。だからといって、それを安易に人間で獲得しようとは思わないが。

・小学生の頃が生きてて1番楽しかったんじゃないか。当時は全くそうは思わなかったけど。
年を重ねれば重ねるほど、増えたものはあったか?
そりゃ新しい環境とか出会いや心境はある。でも、それは生きているからであって、自然なことだ。私が本当に、欲しかったから増やしたようなことが1つでもあっただろうか?

これから何が増えるんだろうか?年を重ねることに、何の意味があるんだろうか?
不摂生が祟って搬送された先の病院で、点滴を打たれながら、「死にたく無い」と思ったのは何故か?

・彼に会いたい。切実に。

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