定刻で考え中 -2021年11月20日
定刻で打刻。時給にして1000円也。しがないアルバイトの私、、。
夜は誰も起きてないし。世界でたった1人に思うけど、もしかして昼間は明るくて一人ぼっちなことに気づいていないだけ?だとしたら、寂しい。
訳もなく、焦燥感。全部が全部自分の思い通りにいかないからって、イライラするべきじゃない。けど、ビールの泡と液体の比率を見つめている時、洗い物をしている時、お客さんが顔を上げてふとこっちを見た時。揺らぐのだ、心の水面が。
例えば恋をしたら、相手の何でもない行動に心の川は氾濫し、溢れてくる光を水面で残さず映したくて、形を変えて揺らぐ。風が吹くたびに自分自身が溺れてしまいそうになる位、自分と世界の境界線が滲んであやふやなのだ。ポニョみたいに、飛魚みたいに、水面を飛んで跳ねて走れたら爽快だろうな。
今は、恋というより、まあ普通に心がざわざわしているという感じ。永遠に近い何かが起きそうだし、もう死ぬまで何も起きないような気もする。20歳って、もしかすると一瞬で終わってしまうのかもしれない。もっときれいな景色を見たいし、いろんな場所に行きたいのに、なんでかな、体が部屋から出ようとしない。自分の思っていることと実際の自分が全然違う。心ばかりが外に出たがり、誰かと話したがる。
さっきは、高校生の頃に聞いていた「16ビットガール」なんかを改めて聴いて絶望的な気分になったりしていた。もう帰ってこない。爆弾ジョニーも。ああ。
近所の川、こんなに汚かったっけ?
改札ってこんな狭かったっけ。
エレベーターの鏡ってこんなに汚れてたっけ?
LINEって1日ほっといても大丈夫なんだっけ。
引っ越してきてもう5年だっけ?
もう返信は返ってこないんだっけ。
何でこんなことを考えてるんだろう。
ああー!!!!!!
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