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とうめいなじかん

すこしまえまでジェットコースターのような、天と地を行き交うような、きっとそんなのは今後の人生で何度となく更新されていくのだろうけどそんな上下差の激しい感情がうずまいていたのだけど、急に凪いだ。

透明な時間。

しずかにひとりをかんじるような、足りてはいないけどうごけなくもないような、そんなかんじでとりあえず半機械的に日々の業務をこなしている。

期待して、でもそれは夢想に近いからもちろんその通りにはならなくて、全部に後悔したくなって頭を抱えて、そういういっさいをいったん終えたところ。

生きるために最低限の営みをこなす日々。
いや、無駄はたくさんある気がするけどそれもしかたがないというか、なんていうのか。

いいとかわるいとかそういう線引きでははかれないところにいるかんじ。

どこまでいっても自分は自分で、そこからはにげられもぬけられもしないんだなぁという前向きなあきらめというかなっとくというか。

いますぐにぜんぶのこたえをだしてくれ!っておもいもするけどそんなことはありえなくて、めんどうにおもえるてつづきとかをいっこずつふんでいかなくてはならないこともわかってて。

かしこくうまくいきられたら、と願いこそすれほんとうにのぞむかどうかは別問題のようなそんな感じ。

むりはしないのだ。
たいせつにしたいのだ。
それだけです。

また、お目にかかれますように。

Kao Tan


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