芸人のファン
前の記事の続き。
女ファンが多い芸人は、おもんなくなって終わる。
と巷で噂されている。
そういった時に具体例に出される芸人と言えば、和牛。
最近だと四千頭身なんかもあげられたり。(バシガール等々)
ハッキリ言わせてほしい。
和牛は面白い。
四千頭身も面白い。
今も女ファンが多いけれど、全然面白い。
実際、テレビに出て活躍している事が面白さを証明しているのでは、と考える。
というか、芸人で女性人気がある時点で面白いのである。
面白くない芸人なんて、モテない。絶対。
面白くて、カッコイイからモテるのが芸人。
カッコイイだけで勝負したら、サロンモデルやら地下アイドルやらに負けるのが芸人。
だから、将来が危ぶまれるくらい女ファンがつく芸人は必然的に面白いのだ。
そして、彼女達が多い程、芸人としての面白さをわかりやすく証明できる。
その結果、話題にもなりやすく、今人気の芸人として取り上げて貰いやすくなる。
しかも彼女達は、その芸人を応援する為に足繁くライブに通い、周囲の人には、「この芸人面白いから見て!」と広報活動までしてくれたり。
と、なると、女ファンがつく事自体は別に悪い事だとは思えない。
では何故問題になるのか。
芸人の彼らのファンであったはずの女ファンは、いつしか芸人でなくても彼らの事が好きになる。
漫才してる姿が良いと思っていたのが、漫才してなくても良い、ご飯食べておもんないコメント言ってても良い、という思考回路に陥る。
何故なら、ネタではなく本人を好きになってしまうから。
そして芸人側も薄々気付く。
あ、俺ら恋愛対象としてみられてるな、と。
だから、どんどん意識が変わっていって女ウケする様なことをし始める。
その方が、より多くのファンがついてくるから。
ここが問題ではないだろうか。
女ファンから言わせてもらうと、その意識改革はしなくていい。
意識改革せずに、売れかけていたあの頃と同じように発言して行動してほしい。
きっとそんな意識改革しなくたって、女ファンは勝手についてくるから。
もちろん、自然に変わっていっているのであれば何も心配することはないけど、売れる為に計算したのであればそれがきっとその後の自分達の首を絞める。
結婚した時、熱愛が出た時、ネット上ですぐに発火する。
ラジオではああやって言ってたのに、テレビではこう言ってたのにと過去を掘り出し、さっきまで応援していた人に嘘つきのレッテルを貼り、さらには自分は裏切りにあったと主張するのが女ファン。
それくらい、影響力があってめんどくさいのが女ファンである。
つまり、使い方じゃないだろうか。
いかに女ファンの良いところだけを利用できるか。
女ファンがライブに行きたい、出てるテレビは絶対みたいと思う一方で、熱愛が出てもそこまで驚かない芸人。
そんな芸人なかなかいないけど、霜降り明星なんてまさしくそんな芸人だと思う。
だからつまり何が言いたいかと言うと、
女ファンが芸人をダメにするのではなくて、
女ファンをつけようとする売り出し方が芸人をダメにするのではないか、
ということ。
女ファンは、使い方によっては芸人の強い味方である。
だからそんなに女ファンの存在を責めないであげてほしい。
何を言いたかったのかわからなくなっているが、謎の結論が出たので終わる。