徳島の観光名所をざっと紹介
友人2人が県外から遊びに来てくれるのだが、
「どこか行きたいとこある?」と聞いて出てきたのは
カフェと居酒屋だった。
私が聞いた「どこか行きたいところ」は
「観光で行きたいところ」のつもりだったのだが、
コミュニケーションとはこうも難しいのか。
それとも、「徳島に観光の用事はない」と思われたのか。
私は後者だと受け取った。
今後の人生でもう2度と訪れないかもしれない地なのに。
たくさん見てほしいところはあったし、
連れて行くところも考えてはいたのに。
結局はカフェや居酒屋で喋れればそれでいいのだろうか。
とても悲しくて悔しい気持ちになったので
徳島の観光名所を列挙することで
この気持ちを発散させたいと思う。
どうかお付き合いのほど。
※使用している写真は全て個人で撮影したものなので
クオリティに問題ありですが悪しからず。
鳴門海峡の渦潮
これは言わずとしれた観光名所と自負している。
二つの潮の流れが交わる鳴門海峡では
世界最大級の巨大な渦潮が発生する。
渦潮が発生するのは鳴門と、イタリア、カナダの海。
世界三大潮流と呼ばれている。
渦潮を観察する方法は2つ。
中型の船(観潮船)に乗って海上から観察
鳴門海峡にかかる鳴門海峡大橋の下に作られた遊歩道「渦の道」から、渦を上から観察
自然現象なのでタイミングがずれると渦が発生していない場合もある。
大潮の時期の、干潮・満潮の時間帯がベスト。
大迫力の巨大渦が発生しては波に揉まれて消えていく自然の営みを観察できる。
↑渦の道公式サイト
↑観潮船公式サイト
↑うずしお汽船公式サイト
より小型の観潮船に乗れるので個人的にはこちらがオススメ
大塚国際美術館
米津玄師さんが数年前の紅白歌合戦で歌っていたことでも有名になった、
世界中の名画を一気に楽しめる、全て贋作の美術館。
何がすごいって、世界各地の名画を1日で一気に楽しめるところ。
贋作なので全て写真撮影OK。名画と一緒に記念撮影ができる。
美術品は全て原寸大、「陶板名画」と言ってキャンバスではなく
陶板(確かセラミックプレート)に描かれているので
半永久的な耐久性を持つ。触ってもOK。
絵画だけでなく壁画も原寸大なのが感動する。
本当に広くて全てゆっくり見るには1日かかるので時間はたっぷり取ってほしい。
特に中盤〜終盤にみんなも知っているような名画が次から次に出てくるので
ここで時間がなくなるともったいない。
先ほど紹介した鳴門の渦潮観察場所からほど近いので
併せて観光もできる。
↑大塚国際美術館公式サイト
道の駅くるくるなると
2022年4月にできたばかりの新名所。
駐車場が狭いので毎週末車の待機列ができている。
芋のテーマパークかと思うほど芋関連のものがたくさん売られている。
他にも鳴門の名産品であるレンコンやワカメを使った食品も。
特に人気なのが、
芋プリン
芋ソフトクリーム
お芋あんぱん
お芋パンは焼き上がりと同時に出払ってしまい、
芋ソフトはいつ見ても行列ができている。
↑道の駅くるくるなると公式サイト
うだつの町並み
徳島県西部の美馬市脇町にある重要伝統的建造物群保存地区
江戸中期〜昭和初期の伝統的建造物が立ち並び
近世・近代の景観を楽しめる。
エリア自体はそこまで広くなくこじんまりしている。
古民家を活用したカフェやショップが数軒あり、
ゆったりした時間を過ごせる。
↑徳島のうだつの町並みが紹介されているページ
祖谷のかずら橋
徳島市内から車で2時間弱、徳島県西部の
三好市西祖谷山村の秘境にかかるかずら橋。
先に言っときますがかなり怖い。
かずら橋を渡ることはもちろん、
滝があったり、川辺に降りられたりもするので
夏場は川遊びもできる。
またこのあたりには温泉や綺麗なお宿もあるので
徳島市内ではなく祖谷で一泊もできる。
↑三好市公式観光サイト
小便小僧
かずら橋からほど近い山道に突如現れる小便小僧の銅像。
とてもユニークなフォトスポット
上から見下ろす祖谷川と緑が本当に美しい。
秋になれば一面紅葉に。
ただ、ここに向かうまでの道中かなりのくねくね道。
さらに細い道なので対向車に注意。
駐車場も少ないので写真を撮ったらサッと退散しましょう。
↑徳島県観光情報サイト阿波ナビ
大歩危峡・小歩危峡
こちらもかずら橋と同じエリア。
2億年ほどの時間、少しずつ水に浸食されたことで
形成されたと言われる岩を両岸に望みながら自然と触れ合う。
四季で移り変わる景色を楽しみなが川下りができる。
運が良ければいろいろな野鳥や野生動物にも出会える。
この壮大な景色の中でラフティングを楽しむこともできる。
↑徳島県観光情報サイト阿波ナビ
「ざっと紹介」ということで有名なところを7か所ピックアップした。
本当は徳島市内にも紹介したいスポットはある。
自分で執筆していて気がついたが
改めて徳島って意外なほどに魅力的な場所だ。
「四国一周しました!香川・愛媛・高知に行きました!」
って言う人が、これ以上増えないことを祈る。
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