【完全攻略】一次面接を突破するための具体的な質問と回答ランキング
初めまして!おくらです。
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転職の中で、実は皆さん苦戦しているのが、1次面接です。面接に慣れていないため、
いきなりお偉いさんや人事の方に、過去の経歴や転職理由現職のことなどを質問されると、うまく回答できないという方が非常に多いです。
逆に言えば、1次面接は転職面接における基礎が詰まった面接になりますので、
1次面接を超えると比較的最終面接にいきやすいです。
実際に一般的な1次面接の通過率は30%、最終面接は50%と言われており、通過率は実は1次面接の方が低かったりするんです。
そこで今回は、皆さんが、1次面接を完全攻略できるよう、1次面接の質問とNG回答例をランキング形式でご紹介していこうと思います。
この記事を最後まで読めば、1次面接は完璧です。ぜひ最後までご覧ください。
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10位あなたの短所を教えてください
1次面接で即落ちするNG回答10位は、あなたの短所を教えてくださいという質問に対して、
緊張すると頭が真っ白になって、内容を飛ばしたりミスしてしまいます。
と回答することです。
この回答に限らず、短所に関する質問に正直すぎる回答をすると、
面接官の心証としてはあまりよくありません。
特に緊張する場面というのは、仕事上必ず訪れる場面ですし、その機会もかなり多いです。
そのため、今回の回答に限らず、仕事や日常生活で頻出したり、重要な場面で発生する短所は、あまり回答としないことをおすすめします。
また、もし多少回答する場合は、必ずその端緒に対する対応策などセットで話すようにしましょう。
これだけです。
短所を放置せず、日頃の業務や日寮生活で努力している姿勢を見せることができます。
9位最後に何か質問はありますか
1次面接で即落ちするNG回答9位は、最後に何か質問はありますかという質問に対して、
特にありません
と回答することです。
いわゆる逆質問と呼ばれるものですが、この質問の意図は、転職者の方の懸念点や気になることを解消すること、志望度合いを探るの二つです。
つまり、何もありませんと答えてしまうと、興味や意欲がなく、志望度が低いと思われてしまう可能性があります。
必ず2から3点は、逆質問を用意し、意欲をアピールできるような切り口の質問をするようにしましょう。
8位なぜ異動したのでしょうか
1次面接で即落ちするNG回答8位は、2020年に00部から××部に部署・職種が異動となっていますが、なぜ異動したのでしょうかという質問に対して、
〇〇が出たからですなどの事実のみを答えるです。
大前提ですが、面接の質問は基本的に全て面接結果を出すための判断材料を集める目的で質問されています。
そのため、あなたの回答内容が仮に事実であったとしても、その事実のみを伝えるだけで、判断材料にならないようであれば、
この人は採用していいかわからないな、
仕事に前向きな人なのだろうかと、
面接官に不安に思われてしまい、お見送りになってしまう可能性が高まってしまいます。
このような異動の質問ですと、特に事実のみを伝えるだけの人が非常に多いです。事実のみを伝えるだけではなく、その移動に対して意欲的だったことも併せて伝えると良いでしょう。
例えば、
きっかけは会社として異動を受けましたが、自分の中で△△の業務の機会やチャンスになると感じて、キャリアアップを目的に、前向きにチャレンジ取り組ませていただきました
などと前向きな姿勢や自分の価値観をアピールするようにしましょう。
7位チームや同僚の中で、どういった立ち位置やキャラクターだと言われることが多いですか
1次面接で即落ちするNG回答7位は、チームや同僚の中で、どういった立ち位置やキャラクターだと言われることが多いですかという質問に対して、
基本的に自分の業務や目標に集中していたので、黙々と仕事をしていました
と回答することです。
一部の例外を除けば、どんな業界、職種、会社であっても、基本的には仕事はチームで成果を出すことが求められます。協調性や組織的要請は、面接で評価される大事な要素の一つです。
そのためこの回答のように、他人との関わりがあまりないような言い方をしてしまうと、協調性がなく、チームの輪を乱してしまう可能性がある人と判断されてしまう場合があります。
無理に同僚に迎合することを求めているわけではなく、
最低限、チームで協働する姿勢や事例をお伝えすることで、チームの輪を乱さず、
むしろ刺激を提供するくらいの事例をお話できると良いでしょう。
6位前職で最も成果を出せた経験や実績と、なぜその成果を出せたかお聞かせいただけますか
1次面接で即落ちするNG回答6位は、前職で最も成果を出せた経験や実績と、なぜその成果を出せたかお聞かせいただけますか。という質問に対して、
営業では平均よりは常に上位にいました。理由としては、お客さんのもとに足しげく通うようにしていたためです。
などと回答することです。
一見、上位の成績なら問題ないのではと思うかもしれませんが、
今回の回答のように成果を出せた要因が、抽象度が高かったりすると、
本当なのかな?今の会社と相性が良いだけで、うちでは活躍してくれそうにないなと思われてしまいます。
企業側は採用後、会社や仕事内容が変わった上でも再現性をもって成果を出せそうかどうかを判断しています。
仮に成果を出した当時は、気合と根性だけだったとしても、転職活動の面接時には、事前に必ず振り返りや成果を出せた要因の言語化をしてアピールするようにしましょう。
また、定量的な成果や仕組み化まで落とし込めていると評価されやすいでしょう。
例えば、今回の回答ですと、足しげく通っていたではなく、
成約率を20%、5軒訪問あたり1受注と想定し、10件の契約目標を達成するために毎月50件訪問していたことで、安定的に目標達成することができました。
などと伝えることが良いかと思います。
5位弊社に入社したとして、これまでの経験やスキルですぐに貢献できることは何ですか
1次面接で即落ちするNG回答5位は弊社に入社したとして、これまでの経験やスキルですぐに貢献できることは何ですかという質問に対して、
未経験なので特にありませんが、持ち前の明るさと元気さで貢献したいと思います。
などと回答することです。
未経験であったとしても、何かしら転職先の業務に活かせるスキルや経験、要素は必ずあるはずです。
それを言語化しないで、面接でこのような回答をしてしまうと、未経験なので貢献できなくても仕方ない。入社したら成長させてもらおうという受身な姿勢と受け取られてしまいます。
そのため、これまでの自分の職務経歴を振り返って棚卸をすることで、強みや経験を分解して整理しておきましょう。
そして未経験であっても、次の仕事内容を詳細に把握分析して、これまでの自分の経験、スキルと、部分的にでも重なり合わせられる要素を特定して、ここをアピールするように準備しておきましょう。
4位弊社に入社とした場合、どんなキャリアパスを希望していますか
1次面接で即落ちするNG回答4位は、弊社に入社とした場合、どんなキャリアパスを希望していますかという質問に対して、
まずはプレーヤーとして一人前を目指します。それが達成できたら、教育担当やマネジメントにチャレンジしていきたいです。
などと回答することです。
成長意欲があっていいじゃないかと思った人は多いかもしれません。
しかし、その会社でもマネジメントは当たり前に設計されている。キャリアパスやステップでそれを伝えるだけでは、抽象的な回答になってしまいます。
こういうキャリアステップを希望すること自体が悪いわけじゃないですが、
あなたなりの原体験や思いを重ねて伝えられるかが大事です。
例えばですが、
今回の私の転職理由は、将来、起業家になるための力をつけることです。
それを実現するためには、自分1人で成果を出すだけではなく、それを仕組みとして、社員たちをマネジメントする力が必要になってくると思います。そのため、まずは一人前の成果を出した後、マネジメントに挑戦したいと思っております
など、自分の目的や判断軸などのこだわりを交えて伝えると、だいぶ伝わり方が変わると思います。
3位志望理由は何ですか
1次面接で即落ちするNG回答3位は、志望理由は何ですかという質問に対して、
御社のホームページを拝見し、経営理念に共感しました。また、社員の皆さんが生き生きと仕事をしているのを感じて志望しております
などと回答することです。
こちらも4位で説明した回答例と同じく、非常に抽象的な回答になってしまっています。
新卒とは違い、中途はあくまで業務経験があり、比較的教育が少なくても活躍してくれる社会人を求めています。
そのため具体的な理念強化などではなく、業務を通じて何を得たいのか、会社内でどうなりたいのかなどのより現場業務に紐づいた志望動機が求められます。
会社が中途採用で求めているのは、経営理念などに共感して、会社へのロイヤリティが高い人ではなく、あくまで即戦力や成果です。
自分独自のキャリアの展望や、今回の転職目的、自分の経験で貢献できそうなことなどを交えつつ、簡潔にまとめてアピールできると良いでしょう。
2位最初に職歴を交えながら、簡単に自己紹介をお願いできますか
1次面接即落ちするNG回答2位は、最初に職歴を交えながら、簡単に自己紹介をお願いできますかという質問に対して、
自分の経歴を大学卒業から時系列中に全て話してしまう。
自己紹介でダラダラ必要以上話してしまうです。
最初の自己紹介タイムは、あくまで最低限の情報で、どんなに長くても2から3分程度で簡潔に見せるべきです。
面接官が自己紹介をさせる意図として、一方的に全ての情報を聞きたいわけではありません。
あくまで会話の取っ掛かりとなる基本情報を述べてもらい、その上で気になる点を質問しながらキャッチボール形式で面接の質疑を進めていきたいのです。
例えばあなたもお友達から紹介された人の自己紹介を5分以上聞いて、なんてすごいんだ、この人気になるなと思いますか?
話が長くて何が言いたいか、伝わらないなと思うことの方が多いのではないでしょうか?
実際に面接官も同じことを思っています。
伝えたいことやアピールしたいことがたくさんあるのは良いことですが、面接官のペースを崩してしまったり、話が長く、思いやりがない人と思われてしまえば元も子もありません。
学生時代は野球をしており、全国大会に出場していました。
現職に入社後は営業職として勤務し、全社MVPを表彰されたこともあります。本日はどうぞよろしくお願いいたします
など、アピールしたい点を省略しながら説明しつつ、面接官が気になるような成果を軽く言うことで、後ほど深掘ってもらえるような自己紹介をすると良いでしょう。
1位転職理由は何ですか
1次面接で即落ちするNG回答1位は、転職理由は何ですかという質問に対して、
職場環境や仕事内容が、採用面接時に、元々聞いていた話と全く違いましたし、上司のマネジメントも機能していないので、この会社に長くいられないと思い、転職を決意しました
などと回答することです。
転職理由は、面接において最も伝え方に気をつけなければいけない質問の一つです。面接は、あなたの退職の正当性を証明する場ではありません。
仮にその正当性を証明できたとしても、面接官からすれば、感情としては同情したとしても、自社であなたを採用する理由にはならず、評価には繋がりませんし、むしろ逆効果です。
多かれ少なかれ入社前と入社後でギャップがあります。
それは、外部環境が変化することで起こることもありますし、面接官とのコミュニケーションのニュアンスでも起こるものです。
そのような中で、全て今の会社が悪いと思われるような伝え方をしてしまうと、
自社組織に貢献するどころか、もしかして損害さえ与えかねないと思われてしまいます。
また、そんなにひどい会社を選んだのも、大人としての冷静な判断能力を持ったあなたでしょうと思われ、情報収集や判断、選択能力がない人と評価されてしまう可能性があります。
転職理由は、なるべく市場感情は入れずに、次のような要素を踏まえて伝えると良いでしょう。
会社や仕事で感じた課題感、それでも自分が選んだから仕方ないし、反省しているという自責のアピール。
課題を解決しようとした努力、努力しても改善できなかったため、転職を決意したこと。
これらの要素を含んでいれば、反省もできて非常に冷静な人だと、面接官も思ってくれるでしょう。
ただ、先ほどもお伝えしましたが、転職理由の伝え方は非常に難しいです。
なぜならば、大半の人は、自分は本当に転職して良いのだろうかなどの迷いの目を持っていたり、解答例でお伝えしたように、フラットに転職に至った理由を分析できていないので、誤った転職理由で伝えてしまうからです。
冷静に自分の転職理由を分析できていないので、どうしても転職軸がぶれてしまい、またすぐ転職したくなってしまいます。
それだけ自分が転職すべきかどうか、どんな転職先なら転職成功できるのかということを考えるのは非常に難しいのです。
最後に
もし記事を見ているあなたが、自分の転職理由に自信がないようでしたら、
こちらに相談をすることをおすすめします。生き生きと働けるかを徹底的に自己分析し、転職活動をサポートしてくれますよ。
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