【面接】選考企業がブラックか見抜こう!知っておくべき知識を紹介
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ブラック企業に進んで入りたい人はそうそういませんが、ブラック企業に入社してしまう求職者が後をたちません。
その原因は、選考の段階でその会社がブラック企業かどうかを見抜けなかったことにあります。
本記事では、面接段階で先行企業がブラックかそうでないかを見抜くための知識を紹介します。
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そもそもブラック企業とは?
ブラック企業という言葉は、多くの人が残業やパワーハラスメントなどを連想する、労働環境の劣悪さを指す言葉です。
しかし、具体的な定義が存在しないため、何がブラック企業に該当するのかを明確に答えることは難しいでしょう。
厚生労働省の説明によればブラック企業の特徴は、
労働者に対して極端な長時間労働やノルマを課し、
賃金不払いの残業やパワーハラスメントが横行し、
企業全体のコンプライアンス意識が低いことが挙げられます。
さらに、労働者に対して過度の選別を行い、言うことを聞かない従業員は排除されるとされています。
一般的には、ブラック企業の特徴として、労働者が過重な業務負荷や精神的な負担を強いられ、適切な労働条件や休息を得られない状況が挙げられます。
パワーハラスメントやいじめが蔓延し、従業員のメンタルヘルスを損なうこともあります。
また、適切な報酬が支払われず、労働者の権利が侵害されることもあります。
このような劣悪な労働環境下では、従業員の生活や健康が脅かされるだけでなく、生産性や企業の持続可能性にも悪影響を及ぼす可能性があります。
したがって、ブラック企業の存在は社会全体にとっても問題となります。
就職活動を行う際には、企業の労働環境や福利厚生など、慎重に調査することが重要です。
ブラック企業を見定めるためにするべきこと
ブラック企業を見抜くための事前準備は、就職活動を行う上で非常に重要です。
以下では、ブラック企業を見極めるための3つのポイントについて詳しく解説します。
■離職率を確認する
1つ目のポイントは「四季報で離職率を確認する」というものです。
就活四季報には、企業ごとの情報が詳細に載っており、その中には「3年後離職率」も含まれます。
この離職率が高いほど、ブラック企業の可能性が高まります。
一般的には、30%以上の離職率が警戒すべき水準とされています。ただし、これは目安であり、母数の大きさも考慮する必要があります。
■求人情報を読み込む
2つ目のポイントは「求人情報を読み込む」というものです。
求人情報には企業の特徴や求める人材像が示されていますが、ポジティブな表現でもブラック企業の特徴を窺い知ることができます。
例えば、「若手が活躍できる!」という表現は、離職率が高いため若手が積極的に活躍せざるを得ない可能性があります。
また、「給与がやたら高い」という表現は、極端なノルマをクリアしなければもらえないという可能性があります。
■ベンチャー企業に注意する
3つ目のポイントは「ベンチャー企業に特に注意する」というものです。
ベンチャー企業は、新興企業でありながら、ブラック企業となることが多い傾向があります。
その理由は、労務管理が整っていないことや、若い組織で無茶をしがちな点、ワンマン社長や体育会系の風土があることなどが挙げられます。
ベンチャー企業には優良企業も存在しますが、リスクを考慮すると、ブラック企業に当たる可能性が高くなります。
面接でチェックするべき10のポイント
面接でブラック企業を見抜くためには、注意すべきポイントがあります。以下に、面接中に意識すべき10のポイントを示します。
■連絡が遅い
面接の日程や場所に関する連絡が常に遅れる場合、会社の管理が甘い可能性があります。
時間通りの連絡ができない会社は信頼性が低いと言えます。
■アポイントを変更される
面接の日程が直前で変更される場合、会社のスケジュール管理が不十分である可能性があります。
候補者の時間を尊重しない姿勢はブラック企業の兆候です。
■時間通りに面接が始まらない
面接開始が遅れる場合、会社の時間管理が乱れている可能性があります。
待たされる状況が続く場合、業務過多や組織の混乱が原因である可能性があります。
■個人的な質問が多い
面接でプライベートな質問が多く出される場合、会社が従業員のプライバシーを侵害している可能性があります。
女性に対する妊娠や結婚の質問は特にセクハラの兆候です。
■社内の雰囲気が良くない
面接時に社内の雰囲気が暗く、社員が疲れているような印象を受ける場合、会社の労働環境が良くない可能性があります。
業務過多やパワーハラスメントが行われている可能性があります。
■労働条件についての説明があいまい
面接で労働条件に関する質問に明確な回答が得られない場合、会社が従業員に不利な条件を隠している可能性があります。
残業や休日出勤などの労働条件に関する情報を隠す企業は要注意です。
■精神論をやたらと持ち出される
面接で精神論や根性論が頻繁に登場する場合、会社が従業員に過度なストレスを与えている可能性があります。
スキルや能力よりも「根性」を重視する企業はブラック企業の可能性が高いです。
■面接官の態度があきらかに良くない
面接官が高圧的な態度を取る場合、会社の上下関係が問題である可能性があります。
圧迫面接を行う企業は従業員のストレスを無視している可能性があります。
■会社の共用部分が汚い
社内の共用部分が汚れている場合、会社が従業員の福利厚生や労働環境に十分な配慮をしていない可能性があります。
清潔な環境を提供しない企業は従業員の健康や安全を軽視している可能性があります。
■社内がタバコ臭い
社内がタバコ臭い場合、会社が受動喫煙対策を怠っている可能性があります。
従業員の健康を守る配慮が不十分な企業はブラック企業の可能性が高いです。
まとめ
ブラック企業の見極めは、就職活動において欠かせないスキルです。
面接時には連絡の遅れやアポイントの変更、そして面接官の態度などに注意を払いましょう。
また、求人情報や四季報から離職率を確認することも重要です。
面接時は、面接時間が守れているか、面接官の態度が悪くないかをチェックしましょう。
会社の雰囲気や共用部分の清潔さ、さらにはタバコ臭いなどの特徴も見逃せません。
これらのポイントを押さえ、ブラック企業には引っかからないよう慎重に選考を進めましょう。
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