見出し画像

「HESTAスマートシティ」始動!地方から日本を元気に!

大倉は1962年に大阪で創業した住宅供給会社です。創業からずっと、地方とともに歩んでまいりました。このnoteのタイトルをみて、

「大阪の不動産屋がなんでスマートシティやねん?」と思われる方も多いでしょう。

画像1

ーきっかけは営業マンの何気ない報告でした。

「地方で独り住まいの高齢者が増え、都会に住むお子さんから故郷に残した親御さんを心配する声を耳にするようになった」-。

昭和も平成も、子供たちは社会に出れば故郷を離れ、都会に定住するのが当たり前の時代でした。

離れた家族の心をつなぎ、できればもう一度、一緒に住める社会にできないだろうか―。

画像2

ー行き着いた答えは「ふるさとのIoT化」。

私なりに考え抜いて、行き着いた答えは「ふるさとのIoT化」でした。 

地域一帯を丸ごとスマート化・IoT化すれば、地方を都会に負けない便利で住みやすい街にできるのではないかー。

感染症対策としてリモートワークが常態化した今だからこそ、都会に住み、仕事をするという「当たり前」を見直す機会ではないかー。

住宅メーカーとしてまず取り組んだのが「スマートホーム」の開発です。
家電をIoT化する世界最大規模のソリューション企業Tuya Smart (トゥヤスマート)と提携し、スマホや音声で家中の家具・家電を快適にコントロールできる「スマートホーム」を商品化しました。

ー場所を選ばない最先端の暮らし。

画像5

AI スピーカーやアプリなどを家電と連携させることで、声やスマホで家具・家電を操作可能になります。さまざまなアップデートを重ねることで、住まいが家族と共に成長し、理想の暮らしを実現させるためのパートナーになります。 対応家電はもちろん、今お使いの家電をそののま利用でき、スマートホーム化できるのが最大の特徴です。

ー住まいが家族のパートナーに!

画像6

朝になれば自動的にカーテンが開いたり、声による操作で家電が動きます。離れた場所でもスマートフォンアプリから家の様子を確認でき、消し忘れたあかりをOFF することもできるなど、あなたの暮らしをより良くするための技術が詰まっています。HESTAが目指すのは“今よりも少しいい暮らし”。 AI+Iotで日々の暮らしをサポートします。

ーHESTAが未来の在宅医療を実現へ。

画像4

医療機関と提携し、新しい在宅医療システムの開発を進めています。完成すれば、未来の在宅医療が実現できます!
例えば、朝鏡の前に立つだけで健康状態を測定し、測定したデータは医療機関で蓄積、異常がある場合は通知や音声でお知らせします。室温センサーやカメラを設置することで、万一の事故の場合にもIoT機器が医療施設と家族へ自動で連絡します。どこにいても、ご自宅で最新の医療がうけられる環境の構築を目指します。

ー令和時代の「当たり前」になってほしい。

緑豊かな地方で家族と一緒に暮らし、仕事を続けるライフスタイルが令和時代の「当たり前」になってほしい。

画像5

そのために必要なデジタル技術やサービスを探し求め、今も世界を飛び回っています。

 大倉は地方に育てられた会社です。小さな会社ですが本気で地方創生に取り組んでいます。

たいした貢献はできないかもしれませんが、この思いの強さを皆さんに届けたくて、noteに投稿しました。

 地方を元気に、日本を元気に。同じ思いの経営者の皆様、一緒に頑張っていきましょう。

【プロフィール】清瀧 静男(きよたき しずお)
株式会社大倉 代表取締役CEO兼COO
1975年和歌山県生まれ。91年近畿大学附属高校入学。92年、93年に全国高等学校野球選手権大会出場。95年新日本製鐵入社。2001年ミキハウス入社。08年大倉入社。役員を歴任し、2021年から現職。