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歌舞伎ヲタが滝沢歌舞伎ZERO2022を観てきたよ(歌舞伎パート以外:ほぼ記憶がない)
2022年4月21日(木)昼の部にて念願の滝沢歌舞伎ZERO2022を観てきました。
でね、歌舞伎パート以外のとこも感想を書こうと思ったんですけど、まじで光(概念)が強すぎて記憶が飛んでいます。
なんでみんなあんなに覚えてられるん???
というわけで書いても書かなくてもいいようなもんですが、自分のメモとして残します。
これもまた長いけど、8割方「覚えてない」と書かれています(ので引き返すなら今よ!)。
<歌舞伎パートのみの感想はこちら>
プログラム別の感想
オープニング
ほぼ記憶がありません。
本物だーと思って見てた。みんな美しくて大きくて輝いてました。
あと席が前方過ぎて皆さんの視線が頭上を過ぎていくので残念でした。
そんな中、渡辺さんとは目が合ったような気がするけど気のせいかもしれません。
いつか
ほぼ記憶がありません。
渡辺さんと佐久間さんが向き合ってて、最後に佐久間さんが笑ってたのは覚えてる。
Breezer
夢みたいでほぼ記憶がありません。
ただ他の方のレポートを読んで想像したほどエロくはないなと思って観ていたような気がします。
ひらひらしているな、とか、めめの股間が発光してるなーみたいなアホなことを考えていました(やめろや)。
これは後から考えて思ったことですが、パフォーマンス自体が少し閉じているというか、ベクトルがこっちを向いていないので、私のエロセンサー(なんそれ)が反応しなかったのかもしれません。
いやもちろん、所作のひとつひとつに目を奪われるんですよ(そして詳細は記憶の彼方)。それ以上に2人の世界だなと思ったんです。特にラウールは客席に人がいようがいまいが関係なく、この素晴らしく夢のようなパフォーマンスをするだろうと思いました。
In to the sky
鎧と袴の衣装が3人に似合いすぎてかっこいいなあと思ったことは覚えてます。一瞬すぎませんか?
変面
ダメだ、これもほぼ記憶がない。
本物の変面だ・・・どうなってるのかさっぱりわからねえ・・・と思ったことと、最後に岩本さんが女性の手に触れていたのはうっすら覚えてるような。
My friend
これを観て私は佐久間担だと思った。ぐらい、素敵でした。
これまでに公開されていた写真ではよく分からなかったのですが、実際見てみるとめちゃくちゃ難易度の高いことをしているし、高難度技中の写真を撮ると佐久間さんの顔が写らないんだなということが分かりました。
えーと、阿部さんや向井さんがどうだったかあまりよく覚えていません。
腹筋太鼓
ほんと恐縮なのですが席が前方すぎて、床で叩いている人たちよく見えなかったんですよ・・・正面は岩本さんだったのに前の方の頭で隠れてしまうという・・・めちゃ残念でした。
斜めの角度でラウールが見えたのですけど、太鼓を叩いて2拍待つところのカウントの取り方がダンサーのそれだったのでちょっと興奮しました。
で、最初のフォーメーションから盆に沿って円形に変わる時、自分で立って太鼓動かすんだー!と思ってびっくりしたのと、その時に立ち上がったラウールの背中がめっちゃ大きかったのでこれも興奮しました。
あとメカ太鼓から出てきた佐久間さんが、背中を反らせて客席を見ているとこがプロだなと思いました。
Feel the light, Lovely
みんなの衣装が可愛かったな。特に宮舘さん。
あと岩本さんが上手に来てくれて、笑顔が素敵だった、とかもうそれぐらいしか覚えていません。
Fighter
横原さんと影山さんが好きかも、と思って見てました。
鼠小僧
こんなに短かったっけ?というぐらいあっという間でした。
気になってたルッキズムとか外国人いじりとかなくなっていて安心しました。時代の流れに合わせてくれていてありがとう。
ラウールの声が低いし体型も大人の男すぎて、もう以蔵という繊細シスコンキャラは似合わないような気がしました。最後の岩本さんとの殺陣とかめちゃくちゃ上手くて、もっと見ていたかったです。
ちょっとだけ苦言を申し上げるなら、その場面がコメディになってもいいのかちゃんとしたお芝居なのかの線引きはしたほうがいいと思いました。台詞間違えても(めちゃ可愛いし笑っちゃったけどね)場面によっては流して立て直した方がいいと思うし、ちょっかい出すのもそこかなあとか色々考えちゃいました(面白かったけどね)。その点、康二くんは上手い。というかブレることなくやっていてえらい、と思いました(なにさま)。
WITH LOVE
水鏡が見たかったのに見えませんでした。残念すぎる。
ラウールがすっっっっごく可愛い笑顔をしていたので死んでしまうかと思いました。
詳細は覚えていない。
その他
トップスター・岩本照
2020 The Movieを観た時はラウールがトップスターだと思ったのですが、実際舞台を目にすると岩本さんがトップスターで組長でエトワールだと確信しました。
ポスターやベスステ・ステスクの表紙で岩本さんがセンターなのはそういう訳なのね、と納得しましたし、ただならぬ存在感を醸し出していました。
根っからの舞台の人なんだなあということが分かって、この夏のミュージカルも(チケット取れるか分からないけど)楽しみです。
女性陣
バトントワリングの本庄さんの技術がすごくて!幕の前のあんな狭いとこであんなことできるんだと思って唖然としてしまいました。
インラインスケートの細田さんもスタイルが良くて、花道をあんなスピードで滑走してらしてカッコよかった。
・・・みんなもっと拍手しよ。
音響
音が!大きかったです。これはちょっとしんどかった。あんなに小さいハコなのに、ボリューム上げすぎじゃないですか。皆さん大丈夫?
歌舞伎ってほぼ生声・生音なので、全ての音は舞台上から聞こえてくるのですが(もちろん演出によって違うこともあります)、今回はスピーカーからの大音量で、しかも声より音楽・効果音の方が大きくて・・・つらかったです。
鼠小僧の本水の場面で演者のマイクが外されて生声だった時はほっとしました。
パンフ?
パンフレットが写真集以上の意味をなさなくて(いや、写真集っていうだけですごい意味があるものなんだけど、演劇のパンフとしては・・・)どうなのかって思ってます。ぷりぷり。
終わりに
いやもうほんとにポンコツで申し訳ないです。
歌舞伎パートは妙な責任感と自分の中の評価軸みたいのがあって、かろうじて覚えていられたのですが、それ以外はダメでした。一瞬でした。見慣れてくると受け止められるようになるのかしら。っていうか見慣れるほど見る機会があるとも思えないけど・・・。
来年は海外公演や大規模会場での公演が予定されているということで、どんな形態で実施されるのかドキドキしますね!
で、その時は松竹は関わるんですかね(歌舞伎会ちゃんは仕事してくれるんですかね)、っていう手前勝手な心配をしつつこの辺で終わります。ははh
長々と失礼しました。