e-BIKE X 春の開田高原
okup です。
電動アシスト折りたたみ自転車 FLYFISH君を連れて、南信州の各所を訪れて、記事を書いています。
今回は、開田高原について紹介していきます。
okup が訪れたのは、5月中旬で、雪も溶けて、新緑の木々の薄い緑色が、青空に映えていました。
キレイに御嶽山を眺めることができる柳又ビューポイントとして整備されているの駐車場に車を停めて、まずはひと休み。
この駐車場は、日中は入れ替わり立ち替わり車やバイクが来て、皆さんが写真を撮影していくので、車を停めておくには、安全安心な場所です。
車上狙いとかイタズラとかのリスクが低い場所を選びたいですよね。
いつもなら、朝のコーヒータイムとなるのですが、この日は残念ながら、カセットコンロのガス缶を忘れてきてしまったみたいで、コーヒーはお預けとなってしまいました。
気を取り直して、FLYFISH君を組み立てて、散策を開始します。
まずは、柳又から眼下に見えていた西野川を目指して、坂を下って、脇道に入ってみます。
okup の散策の方法といったら、地図等はまったく確認せずに、自らのカンだけを頼りに、目的地を目指すのです。
少々、間違ってたって、逆戻りするのも良いし、目的とは違う何かを発見するのも楽しいものです。
しばらく散策した結果、目指していた西野川にたどり着きました。
車では渡れないほどの小さな橋を渡って、対岸も散策してみます。
西野川の対岸には、何もなく、多分地元の方ですら、ほとんど立ち入らないであろう空き地やら、荒れ地が待っていました。
キレイな川と、大自然の中での貸切状態が、大好物である okup としては、朝一番から狙い通りの場所に出会えたわけです。
結局、西野川の対岸はどちら側も、行き止まりだったため、橋を戻って下流側へと進んでみました。
この小さな橋では、橋の上に動物のフンがいくつも残っていて、きっと通行するのは人間よりも動物の方が多いのではないかと、思ってしまいます。
地形の関係で、御嶽山が眺めることができる場所は、多くはないのですが、所々で色々な御嶽山を求めて、散策を進めることになりました。
一度、車を停めている柳又ビューポイントまで戻って、少し休憩した後で、逆側のエリアを散策してみることにしました。
国道から未舗装の脇道を少し入ると、林の切れ間があり、御嶽山が見事に見渡せる場所がありました。
極太タイヤの FLYFISH君 と一緒だったからこそ出会えた景色なのだと思います。
地元の方も、他の観光客さんも誰も見向きもしないであろう場所というのは、当たり前ですが、貸切状態となる訳です。
okup としては、このような大自然の中での貸切状態で、のんびりと過ごすことが、癒しになったりするのです。
色々と散策して、お腹が空いてきたところで、通りかかった所に、十割蕎麦のノボリを見つけました。
今日はガスコンロが使えないし、コンビニなども、あたりには見当たらない。
開田高原といえば蕎麦が名物ですので、ランチには蕎麦にしようかなぁ~って、考えていたところでした。
決して立派な店とは言えないのですが、橋の前の一等地でもあり、老舗の雰囲気。
店を覗いてみると、常連さんっぽい方が、2人いらっしゃいました。
勇気を出して、入ってみました。
壁にあるメニュー表を眺めて、しばらく悩んだ末に、もり蕎麦とすんき蕎麦とのセットを注文しました。
店主さんと常連さんとの会話から、店主さんの病気の話やらを聞いていると、次に来た時には、閉店されてるかもしれないなぁ~なんて、考えてしまいます。
そうこうしていると、もり蕎麦が到着。
お店自慢の十割蕎麦は、しっかりと固く、ツルンとした喉ごしで、とても美味しくいただきました。
すんき蕎麦は、初めて食べたのですが、漬物のような山菜が入った温かい蕎麦でした。
すんきは、信州特産の赤かぶの葉を漬けたの漬物のようです。
そば屋さんを出て、川沿いを進むと、桃の木でしょうか、青空をバックにして、ピンク色の花がキレイに咲いていました。
okup は、花や木には全く詳しくありませんが、ただただ直感的にキレイと感じて、写真に残したくなりました。
あちこちと散策してみると、舗装されていないあぜ道のような道もあったり、行き止まりになって引き返すこともありました。
行き当たりばったりの散策こそが、okup 流だったりするのです。
あちこちにある看板をたよりにして、たどり着いたのは「 木曽馬の里 」。
まずは、広大な芝生広場と御嶽山をバックにして、パチリ!
牧場まで行くと、木曽馬くんがこちらに近寄って来てくれたので、FLYFISH君とのツーショットを頂きました。
木曽馬くんにとっても、自転車のお客さんは珍しいのでしょう。
木曽馬の里では、園内に遊歩道が整備されているので、あちこちと散策してみました。
これまでは、スキーシーズンにしか訪れたことがなかった開田高原ですが、FLYFISH君と一緒に散策することで、新しい発見がたくさんある散策になりました。