ソリで2000mの超ロングコースが滑走可能な 白鳥高原スキー場
あけまして、おめでとうございます。
okup です。
今回は、岐阜県の奥美濃にある、白鳥高原スキー場を紹介したいと思います。
あまり広くはないスキー場ではありますが、キッカー(ジャンプ台)やハーフパイプ、BOX、レール等のパークアイテムを頑張って造ってくれていて、積雪量も多く、標高も高めなので、コアなボーダーさん達からの人気があるスキー場です。
okup も、15年くらい昔には、短めのスキーで、ハーフパイプを楽しんだりしていました。
https://siratori-k.jp/swp/gelande/
今回はというと、小学4年生の馬鹿息子くんを連れて、スキーとソリを目的に訪れました。去年までは、ひるがの高原スキー場に行っていたのですが、前日が雨降りだったため、白鳥高原に行くことになりました。
ウチの馬鹿息子くんのご本人的にはどうも、スキーよりも、カマクラを造る方が、メインだったようでして、到着するなり、すぐにカマクラ造りに着手。
前日に雨が降った影響で、雪の表面が固くなってしまっていて、雪遊びには最悪なコンディションでした。
プラスチックのスコップでは全く歯が立たずに、車に常備していた折りたたみ式の鉄製のスコップが、大活躍することに。
奥様は滑らずに、雪遊びもせずに、レストハウスで、のんびりと裁縫なのか手芸なのかで、時間潰し。
オイラが、馬鹿息子くんに、
「 ママから見える場所で、カマクラを造ろう 」
と、言ってしまったがために、雪が固くても、レストハウスのすぐ前で、雪との格闘を開始!
後から思うと、他の子供達は、コース脇で雪遊びをしていて、その辺りでは、雪ダルマも造れるくらいに、雪が柔らかそうでした。
オイラが余計なコトさえ、言わなければ、、、
結局、スキーは短いリフトを2本滑っただけで、カマクラ造りに全力を投入。
短いペアリフトを降り立って、スキーを履いて撮影した、貴重な一枚が、こちら、、、
お昼の前後のかなりの時間を、カマクラ造りに費やすことになりました。
とてつもなく高級なリフト券になってしまったとも思いましたが、ここは我慢、我慢。
そういえば、ウチの馬鹿息子くん、小さい頃から色々な工作イベントに連れて回っていて、工作のスイッチが入ってしまうと、こだわりというか、集中力というかが、発動するようになってしまったのであります。
まあ、okup 自身の子供の頃を思い浮かべてみても、思い当たるところがあるため、遺伝だったりもするのであろうかと。
固い雪との大奮闘の結果、下半身が入るくらいの穴と、椅子の彫刻が完成。
ママを呼びに行って、お披露目会となり、笑顔でパチリ。
息子であっても、ニコちゃんマークは、とりあえず付けることにしました。
これまでやっていたインスタグラムでは、赤ちゃんの頃から、ずっと顔出しでやってきていましたが、note 開設のこのタイミングで、区切にしておきます。
前置きが長くなってしまいましたが、ようやくソリで超ロングコースに挑戦してみようとなりました。
この時点で、時間はすでに、13時30分くらい。
天気が良かったため、午前中は固かった雪も、少し緩んできて、滑りやすくなってきていたので、後から考えると、意図せずにも、ちょうど良かったのかと思います。
okup 的には、スキーでもソリでも、ヘッチャラなのですが、馬鹿息子くんが、午前中の固い雪で、山頂からソリで滑ることを想像すると、大怪我の予感すらしてしまいます、、、
午前中は、カマクラ造りで正解だったのかもしれません。
子供の頃の一度の失敗が、トラウマになってしまうと、取り返しがつかないこともありますので、、、
フード付クワッドリフトに乗って、いざ山頂へ。
天気も良かったので、高原の雪山をバックにして、パチリ!
山頂から、左側に迂回する初心者パノラマツアーコースの一番端に、ソリ専用コースが設けられていました。
子供用のプラスチックのソリですが、雪が固いため、スピードが出過ぎてしまい、コースアウトして大クラッシュが続出。
小さなお子様には、とてもお勧めできませんし、大人も体重があるため、スピードが出てしまい、暴走しまくりです。
ブーツのカカトで、しっかりとブレーキをかけないと、危ないレベルですね。
okup と馬鹿息子くんは、スキー用のブーツでしたので、良かったのですが、もしもスノボのソフトブーツだと、カカトでのブレーキが難しいので、ゾッとしますね。
okup は、余裕で滑っていると、他のお客さんから、「 めっちゃ上手いですねぇ〜! 」なんて、褒められていました。
子供の前で、知らない人から、褒められるのは、とても良い気分ですねぇ〜。
さて、ウチの馬鹿息子くんはというと、一発目に早速大クラッシュして、ビビリモードに突入してしまい、少し急な斜面が訪れると、
「 必殺技! 」とか言って、
自分のソリを、先に空で滑らせておいて、オイラのソリに、同乗してくることに。
「 何が必殺技なんじゃい! 」
とか馬鹿親子丸出しで、じゃれ合いながらも、ニケツして滑り降りてから、コースアウトして止まっていたソリを、回収しに行く。
2人分の体重で滑走した後、ソリの近くで、急ブレーキをかけて、止まらなくてはいけないため、okup の脚腰が、悲鳴をあげることに。
まあ、連れてきてしまった責任もあるので、しぶしぶ親父の偉大さを味わってもらうといったところですね。
そうこうと、色々ありつつも、やっとのことで、何とか下まで降りて来ました。
もう山頂なんて、コリゴリなのかと思ったら、意外や意外。
ウチの馬鹿息子くん
満面の笑顔で、フード付クワッドリフトに、もう1回乗りたいとのこと。
どうも、急斜面が来る度に、必殺技を使えば、全然怖くないのだということらしい。
馬鹿息子くんの作戦によると、父親の体力のことなどは、どうも関係ないようだ。
そして山頂からの2本目。
馬鹿息子くんなりに、カカトを使ってブレーキをかけることを、体得してきたようで、クラッシュする回数が減ってきました。
「 上手くなったでしょ〜! 」
と、満面の笑顔で得意気に叫びだす。
この短い時間の中でも、子供の成長を感じることができて、親父としてはジーンときたりして少し感動モノです。
2本目を無事に降りてきて、一度オヤツ休憩をしようということとなり、ママの待つレストハウスにピットイン。
少しだけ休憩しただけで、またまた滑りに行きたいと言い出して、またしても山頂へと。
やはり彼には、父親の体力のことなど、全く関係ないようだ。
リフトの運行終了時間は、16時だということを確認して、ラストまで付き合わされることを、覚悟しました。
この時点で、スタートが13時30分であったことが、とてもラッキーなことと、感じ始めてさえいました。
馬鹿息子くんのソリの上達は、すさまじいもので、一本を滑り降りるタイムは、ドンドンと短くなっていき、同時にokup が休息できる時間も、ドンドンと短くなっていきます。
okup の使っていたソリは、体重が重いことと、度重なるクラッシュもあって、あちこちに、亀裂が発生してきて、滑り自体にも影響が出てきていました。
両足を浮かせ気味にしておかないと、亀裂が進行してしまいそうで、色々な意味で、体力は削られていきます。
ラストかと思っていたら、まだリフトに乗っている人がいるとのことで、乗り場に行ってみると、リフト終了時間の5分前。
喜ぶ馬鹿息子と、がっかりするオイラ。
「 もう、成るように成れ〜! 」
こんなコトでは、弱音は吐かない。
昔のオイラは、ここのハーフパイプの底で、のた打ち回っていたしぃ〜。
と、言うことで、ラスト一本へと向かったのでありました。
ソリ用のコースは、そもそもが初心者コースなため、初心者さんがラストまで滑っていることは、珍しくて、他のお客さんも、ほぼほぼ居なくなり、okup が大好きな、ほぼ貸切状態。
周りを全く気にすることもなく、爆走する馬鹿息子くん。
徐行しながら、見失わないようにと、追いかける okup。
ちょうど馬鹿息子くんに追いついたところで、夕日に染まった山々をバックに、パチリ!
壊れにくい丈夫なソリを新調して、何度でも訪れてみたいですね。
これまでの記事と比較すると、かなり長文になってしまいましたが、okup としても、内容がギッシリと詰まった一日となりました。