晩秋の 明智 & 岩村 X e-Bike
okup です。
折りたたみ電動アシスト自転車 FLYFISH 君を連れて、各地を訪れて記事を書いています。
今回は、岐阜県恵那市の明智と岩村に、訪れてきました。
いつものように土曜日から日曜日に訪れてきたのですが、土曜日の天気予報が、曇りと小雨だったため、行先をきめるまでに、かなり悩んでしまいました。
天気の悪い日には、これまでに行ったことがなく、一度は行ってみたかった場所を選ぶことで、自分自身のモチベーションを高く保てます。
曇り空を眺めて、車を走らせながら、
「そうだ、明智鉄道に行こう!」
と、なった訳です。
恵那市にたどり着いたのが、お昼頃になってしまったため、まずは阿智へ向かう途中にある阿木川湖周辺を、散策することにしました。
阿木川ダムによって造られたダム湖ではありますが、複数の川の合流地点にあり、コンクリートなどの護岸が比較的少なくて、自然が残っています。
超有名とまでは言いませんが、このあたりの地域では、紅葉の名所とされているようです。
散策の起点に選んだのは、中の島公園の広大な駐車場。
公園と言っても、近くにキャンプ場があるだけで、公園らしい施設は見当たりません。
季節のせいなのか、ただただ広大な駐車場は、完全に貸し切り状態。
看板にキャンプ禁止と書かれていたので、
「 この日のキャンプ地としては、使えないなぁ~、、、 」
などとつぶやきながら、散策を開始します。
阿木川ダムの湖畔のパターゴルフ場周辺だったと思いますが、ダム湖とは思えないような風景に出会い、せっかくなので、パチリ!
「 こんな感じなら、カヌーしに来ても良いなぁ~ 」
なんて考えたりもします。
カヌーイストでもある okup は、自転車で散策しながらも、カヌーができるポイントを探したりするのです。
阿木川沿いを上流側に散策していくと、石造りの橋が洪水かなにかで崩れてしまったのか、途中から仮設の鉄橋に変わっている不思議な橋を発見しました。
鉄橋もかなり錆びていて、どうも応急的な対策ではなく、長期間この状態で使用していると推測しています。
田舎の町に行くと、見たことがない風景に、出会えたりしますね。
この日のキャンプ地を探すためには、川原をあちこちと散策したりもします。
極太タイヤとサスペンション付の FLYFISH君なので、 オフロード走行するのも楽しみのひとつです。
道なき道も、どんどん進んでいくんです。
ほとんど病気レベルだと思ってもいます。
阿木川沿いに、親水公園へと向かう道では、転落防止のための縁石にも切れ目があり、普通ではありえない写真が撮れてしまいます。
暗い夜とかには、慎重に運転していないと、脱輪とか、転落とか、怖そうですね。
親水公園には、テントを張った先客がいて、看板には「 直火禁止 」の文字が書かれていました。
okup は、七輪を使うスタイルなので、セーフです。
他に良い場所がなければ、キャンプ地は親水公園に決まりですね。
スタート地点の中の島公園付近まで、戻ってきて、阿木川の下流側にも少し散策してみました。
湖畔の道路脇の空き地では、阿木川湖を眺められそうな場所を発見。
釣り客の車が往来しそうなので、キャンプ地としては微妙です。
あちこちと散策した結果、やはり親水公園を選びました。
写真は、翌朝の様子です。
前日とは、うって変わって、最高の秋晴れになりました。
okup を除くと、2組がテントを張ってキャンプしていたようです。
清流の阿木川が目の前を流れていて、かなり良い場所でしたね。
暖かくなるまで、寝袋の中でゴロゴロして、パンとコーヒーとで、のんびりゆっくりと過ごしてしまったため、撤収したのは、11時を過ぎてしまいました。
気持ち良かったから、仕方ないのですが、日曜日の行動可能時間が、短くなってしまいました。
いよいよ、今回のメインと考えていた明智へ到着しました。
散策の起点に選んだのは、大正村の駐車場。
大正村浪漫亭の前でパチリ!
ここ大正村は、明治村や昭和村のようなテーマパークとは違って、明智の市街地全体を、大正村としているようです。
何も予習してこないスタイルの okup は、理解できるまでに少し時間がかかってしまいました。
大正村浪漫亭の裏手には、大きなオルゴールなのか蓄音機なのかが、設置されているフォトスポットがあったので、せっかくなので、パチリ!
街には一般の住宅も多いため、写真撮影には気を使ってしまいます。
大正路地では、他の観光客の姿がいなくなるのを待ってから、パチリ!
okup は、写真の加工とかは、しない主義なのです。
(というよりも、できないんです。)
大正村役場の鮮やかな青色の玄関やガス灯が、ハイカラですね。
旧三宅家は、かなり大きな屋敷で、家の中には囲炉裏の火が大きく燃えていたり、薪割りなどもされていました。
旧三宅家の前には、舗装されていない脇道があって、少し登っていくと細い林道そのもの。
毎度のことですが、こんな所に吸い込まれていくのは、okup ぐらいなのでしょう。
明智城跡の周辺でも、竹林の中の細い坂道も、FLYFISH 君であれば、楽に走破できます。
あちこちと散策した後で、道端の案内地図を眺めていたら、うかれ横町を見ていないことに気づいて、訪れてみました。
やはり予習していないと、見落としてしまっていたみたいです。
自転車での散策なので、行動範囲が広く、2周目・3周目でも楽勝です。
この日は、朝食の時間が遅かったため、昼食も食べれていませんでした。
大正村浪漫亭の近くの店で、五平餅をいただきました。
お値段も安く、ごはんの量も大き目で、コスパ抜群!
陶器のお皿で提供してくれるのも、良いですね。
味をしめた訳ではありませんが、もう一度同じお店に行き、みたらし団子も食べてみました。
お店の外で食べようとしていたのに、おばさんがお茶を持ってきてくれました。
2度目の来店と気づいてくれたのでしょうか。
明智の大正村を散策し尽くして、時間的にもまだ余裕があったので、岩村城にも立ち寄ってみようと、車で移動しました。
ロードバイクの人達なら、自転車で移動するのでしょうが、okup のスタイルでは、車移動となります。
無駄に舗装路を長く走ると、タイヤが摩耗してしまうと、自分に言い聞かせております。
決して、体力の問題では、ないのです。
岩村城は、大河ドラマの女城主で有名となって、城下町に観光客が増えているようです。
岩村醸造の立派な酒蔵の外壁の前で、パチリ!
甘酒ソフトクリームを GET して、お店の前の大きなツボと一緒にパチリ!
ソフトクリームの味としては、そんなに甘酒の味や香りは、感じられませんでした。
okup が、鈍感なだけでしょうか。
馬鹿舌などと、よく言われておりますので、、、
城下町から城跡公園に登っていき、まずは岩村城跡のシンボル的な太鼓櫓の前で、パチリ!
太鼓櫓のすぐ道向かいには、坂の上に銅像が設置されている丘があって、そこまでの坂道が、okup 好みのオフロードの坂道だったのです。
当然のように、吸い込まれていくと、ちょうど西日を浴びて、紅葉の葉が赤く染まっていて、太鼓櫓ともマッチしていて良い感じでした。
吸い込まれてみないと出会うことがない風景で、自画自賛する okup なのでした。
太鼓櫓からさらに少し登っていくと、坂道には段差の低い階段状に変わってきました。
坂道の斜度もそこそこあったので、ここまでで断念することとなりました。
この辺りも、太陽が当たっていれば、紅葉がもう少し映えていたのかもしれません。
城下町まで戻ってきたところで、人通りも少なくなってきて、お店も閉店し始めていました。
まだ開いていた五平餅屋さんを発見して、五平餅をGET!
この辺りは、団子形の五平餅みたいですね。
形も味も、地域によって様々なので、自分の好みの五平餅を探してみるのも、良いのかと思います。