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【ザンリーグ】絶対絶命の手牌での生存戦略【2024前期ザン王決定戦2/6】


にせんめ
はじまります

順位としても特筆することがなく、6戦中の2戦目でもあるので、普段通りに打ちましょう



◎東一局


字牌の切り順


ブロックとしては🀟🀠、🀔🀕🀖、🀂🀂の3ブロックに🀜というくっつき牌がある形
無から一面子生成するか、字牌から1面子作るかといった構想

字牌がなんかしら重なってくれさえすれば、自風の🀂とともに一面子一雀頭を構成する2ブロックになってくれます

役牌重なりの価値がやや高い手牌なので、萬子から
良い切り出し

なお、🀂は鳴きません
字牌重なってからです

2切れになっても、役牌2ブロックルートではなく、無から生成する門前ルートを取れば良いだけなので、問題なし


門前ルートの進め方


🀏と迷って🀆

🀂が2枚切られたことで、この手の基本は門前リーチ進行となります

ブロックが足りていないように見えるので、基本的には役牌残しておいた方が良いのですが、自分の目には
🀟🀟🀠で1、🀜で1、🀓🀔🀕🀖で2面子に見えているので、字牌は見切って先切りを優先しました
他家が字牌整理終わっていそうな段階であれば、重なり待ちついでに絞りも検討しますが、なんかみんな字牌切ってるだけなので先に切っちゃう


安牌は置かない


🀂が雀頭にしかならないので🀟先切りしたい誘惑はありますが、🀟先切りすると🀂の対子落としで迂回した際の雀頭が消えます
また、他家もまだまだ端牌整理で早い人が見当たらないので強気にぶくぶく

打🀏


親現の🀐を残したい
それでも目一杯

めいっぱいのメリットは親のリーチに対して🀂対子落としをした際に🀟や🀒にくっつけて手を復活させやすいことにあります

安牌候補を既にブロックとして持てている時はめいっぱいに構えやすいです


追っかけリーチ


リーチしか選択肢が存在しない



◎東二局

やる気低め

親現🀇を残して打🀀

手牌に魅力が皆無でかなり休憩回になりそう
先制取れたらラッキーくらいで、手牌の安全度は落とさないようにしつつ手なりで進めます

幸い🀏対子があるのでテキトーに進めてもなんとでもなる手


もうこの手は七対子にしかならんわ
両現の🀙残すか、見た目枚数で切るか

安牌候補が🀇🀏🀁と無限(有限)にあるので、打🀙

この後ベタオリ


◎東二局一本場


とくになし


◎東二局二本場


一打目ポン


一枚目の役牌🀅からポンして打🀏

役牌2種対子は鳴くというのは以前の記事でも書いた通り

花牌は抜いていませんが、花牌を抜かないで先にポンするデメリットなんて、嶺上から🀏持ってきた時だけなので鳴きやすい


二枚目は鳴いてはいけない


🀃が出たのでこいつもポン

ちょっと待てい

この🀃ポンは3つの観点からよくないです

よくない理由その1

雀頭がなくなる

鳴かない場合の手牌は
🀃🀃🀛🀝🀞🀐🀔🀕🀁🀦

🀃を雀頭とすることで、🀛からの伸びを自然に拾うことができます

残っているブロックが両面ふたつなので、大抵の場合雀頭ができるよりも先に両面が埋まります
最終形が単騎になりがち
また、両面部分が対子変化した際に、くっつきとして残せる数牌が今のところ🀛しか存在しませんので、かなり遠回り

最終形が悪くなるということは、和了効率が悪くなるということ
聴牌効率は鳴いた方が良いでしょうが、果たして和了効率まで良いかは謎

一応、🀐もくっつき候補として残す選択肢もあるのですが、今回のような手牌では雀頭探しがメインになるため、縦引きが強力な牌を残すしたい
なんなら最終形ではドラ🀁単騎まで想定します
そうなると、打🀐となるのが自然な一手で、くっつき候補の数牌一種を失うことになります


よくない理由その2

ツモ番の実質2回キャンセル

その1と関連して、鳴くと切らなければならない🀐

🀃をスルーすると、正規のツモ番1回と花牌1回で2回のツモ番を得ることができます

🀐にくっつくかもしれないし、他の有用な牌を引いてくるかもしれません
その2度の抽選を消すことになります

2回ツモっていいって言われたらすごくうれしいですよね
それを放棄するのと近いレベルの副露です


よくない理由その3

守備力皆無

雀頭が無くて形がいいとはいえない手牌であるにも関わらず、親の切った牌を鳴いてしまったことで、親に対する安牌が皆無です

巡目がはやいので、親からすぐにリーチが飛んでくるということは中々ないですが、リーチが飛んできそうな巡目になったとしても、手牌に安牌を持つ余裕がないことが殆どなので、かなり厳しい立ち回りを強いられます


理由その3は正直オマケみたいな理由なのですが、特に理由その1その2を合わせて鳴いたことによって和了までの距離が却って遠ざかってしまっている点がかなり気になりますね

この配牌は役牌鳴くぞ~~~ばかり考えていて、二枚目は鳴かない方がいいというところまで頭が回っていなかったです
ついポンって言っちゃった

実力が出ている


親リーチですって


巡目がはやいので、親からすぐにリーチが飛んでくるということは中々ないですが、

この記事、すぐ上の項

すぐ飛んできたがな

🀃鳴かない方がええやんけと鳴いた後に思っていたところにこのリーチ
そりゃこうなる


オリているのかなんなのか

曲芸飛行の始まりです

打🀁
字牌は放銃率が低い


打🀑

28牌は放銃率が低い!!!!
あと、手牌にいらない


押し引きの分岐点

打🀔

役役赤赤花
一応満貫の一向聴

打🀡とすると、🀛🀜🀞🀓🀖受けの一向聴
打🀔とすると、🀜🀠受けの一向聴

前者は🀞か🀟の筒子が1枚飛んでいき、後者は🀕が飛んでいきます

アガリを見るよりは、一巡でも凌いで親にツモってもらった方がマシであるとして打🀔

手牌価値だけ考えると、別に🀡くらい押しても良いのですがこの1巡の延命の方が偉いと判断しました

ただ、安牌より危険牌の枚数の方が多いので、ここは押した方が良い気がしますね

安牌は🀑🀒🀔(🀗)🀙くらいのもの
🀐🀓🀕🀖🀘🀚🀛🀜🀝🀞🀟🀠🀡は全部危険牌です

危険牌持ってくる可能性の方が高いですし、危険牌持ってきた時に聴牌かノーテンかではえらい違いなので、ここは押した方がマシです


ということで、🀔切った人はここから索子全押しになってしまいます

索子全押し
根拠が全くない

といいつつ、ここは

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