【麻雀】副露親番一向聴の押し方【OneGame】
先日、OneGameで行われた矢島亨プロの会に参加してきました
形式は撮影卓で攤牌して打ちながら講師と一緒になって考えて行く形式でした
打ってない人は撮影されている映像をモニターで見ながら、質問があれば都度質問できます
初心者の方も多く基本的な話が中心になるなのでかなり暇になりがちなのですが、基本的な話の中にもやはり学びがあるのが麻雀というものです
今日は学びが深まり特に意識したいと思った点を挙げていきます
一向聴からの押し引き
愚形も多いので一旦アガリに向かっておこうということで🀅から仕掛けて上図の一向聴
映像を見る形式なので副露牌を端に寄せていないわたしの心遣いが光っています
どうでもいい話はさておき
下家からの立直の一発目に掴んだ🀛を、一体どうしてくれましょうか
以下全体牌図
🀛を押しても良いといえば良いのですが、今回はかなり🀌が通りそうな様子
ここでわたしは🀛の危険度を考え始めたところに指摘が入ります
「まず、この手が見合うかどうか」ということです
それもそうですね
公開情報を最も大事にしなければいけません
ということで自分の手牌を改めて見てみます
現状3対子形の一向聴なので、聴牌したとしても愚形確定の2900か3900ですね
愚形確定かつ打点も低いとあらば聴牌の価値もさほど高くないため、一向聴の価値なんて言わずもがなです
ということで🀌を切っておきましょう
また、手牌価値もそうですが、🀛を残しておくことのメリットもあります
🀛は危険牌であると同時にその周囲の危険牌を吸収して手を組み直すことができますね
🀛周辺の危険牌とは、好形を作れる🀚🀛、ドラ🀝、その他🀙🀠
5種分の危険牌を自然に手に組み込めます
今回の手は🀈の対子もかなり通せそうなこともあり筒子周辺での迂回ルートがはっきり見えています
🀛からの迂回ルートがうまく成就すれば高目5800点の三面張なんてケースもあるわけです
また、パッと見安牌が🀌しかないと思ってしまったのですが、🀈も安全度が高いことにすぐに気づかないといけませんでした
その後
🀐ポンで聴牌
2900の一向聴は押せませんが、ロン3900ツモ4900点の聴牌はどこまでも押せますね
どこまでも押せるのです
打点意識の手組み
自分の打牌は上の件だけですが、矢島プロの手順で気になったのが以下の牌姿です
ここから迷わず🀙切りとしていました
現状の手牌が平和にすらならない立直のみの一向聴なので価値がほとんどないことから、🀍からの一盃口や両面変化を追っていったとのことです
万が一の清一色にも対応できますね
また、裏目の🀚も234の三色になります
裏目の牌を引いたらむしろ嬉しいまであるのです
🀙を切ったことで悲しい牌が存在しないことになります
裏目を引いた時のことを考えるというのは、この日の一つのテーマになりつつあったので、とても納得のいく一打でした
何の疑いもなく🀍を切っていたわたしからすると、最もためになる一打でした
あとがき
矢島プロ懐かしの歌ネタをちょくちょく挟んで空気を盛り上げており、教室の雰囲気がとても和やかだった点が良かったです
わたしは半分くらいしか分からないのですが、周りの人たちが楽しそうなのは何よりも大事です
牌理の教え方に気になる点があったり暇な時間が多かったという点を差し引いても良い空間でした
自分のエラーは自力で検証できるのですが、エラーではないけど別の選択肢があることを知るために、このような機会があるのは良いものですね
それでは今回の記事はここまでです
また明日の記事でお会いしましょう😉
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