【天鳳】仕掛けを読んで危険度チェック【大会東風戦】
オーラスのラス目の親番、トップ目の下家に仕掛けられているのに仕掛けの利かない一向聴
そんな中持ってきた超危険牌
その危険牌はどれくらい危険なのか、下家の仕掛けを読んでいきます
局面
ダントツラス目のオーラス親番12巡目
無筋の🀝を持ってきました
下家は🀠チー打🀃
🀃は安牌であり下家は安牌を手放したことになります
下家の仕掛けについていろいろ考えていきましょう
速度を読む
ダントツのトップ目で放銃を回避していればトップ濃厚なのにも関わらず、二つ仕掛けての安牌切りで守備力を放棄しています
まず、これは聴牌です
これが中盤であれば安牌切って受け入れを広げて完全一向聴に取ることもありますが、終盤でいつ他家から立直がかかってもおかしくない状況では両面は固定して安牌を持ちますよね
ざっくり手牌読み
では更に、下家の鳴きを読んでいきましょう
聴牌直前の🀡切りから🀞🀟🀡からの🀡であることがわかり、他に雀頭候補もあり手は整っていることが伺えます
また、🀌🀈🀇の切り順から孤立🀌を見切って残した辺張を払っているので他に好形搭子または嵌張搭子が残っていることが考えられます
ドラ表示の辺張、なんらかの辺張、孤立6牌で4巡目であればドラ表示の辺張を外すことが多いと思われますので、おそらく嵌張以上でしょう
嵌張は孤立6より優秀です
筋カウントと待ちの否定
次に、下家の残り筋をカウントします
🀚🀝🀠 🀛🀞 🀜🀟 🀓🀖 🀊🀍 計6筋
まだ待ち候補が絞れたというほどではありませんがいくつか可能性の低い筋がありますね
🀛🀞待ちは真っ先に候補から外せます
8を67でチー打9で36待ちが否定される結構有名な鳴き読みです
直前に切られていた場合にも使えます
※🀛🀞待ちということは、🀜🀝が残っているということで、🀜🀝🀞🀟から🀠をチーしたということになります
すると、🀜🀝🀞🀟🀡の嵌🀠の聴牌を外して安牌🀃を持っていることになり、この形はあり得ません
更に、🀌と🀕が早いことから索子と萬子は候補から外してもよいでしょう
対子が豊富ではない場合に役牌の副露手で両面固定するケースは少ないと思われます(もちろん放銃する可能性はあります)
また、🀜🀟待ちも若干可能性が下がります
🀜🀟待ちということは🀝🀞🀞🀟🀡から🀡切りなのですが、他に雀頭がある場合はポンテンの受け入れを消しています
🀡は東家北家の安牌とは言え西家に対しては危険なので、中ぶくれの両面を頼って🀃を持って🀡を切っているケースはあり得はします
ということで両面待ち候補が
危険🀚🀝🀠
ちょっと危険🀜🀟
僅かに危険🀓🀖🀊🀍です
危険な筋2つにかかっている🀝のやばさたるや
愚形チェック
一応、愚形もチェックしていきましょう
辺張搭子を切っているとはいえ、最も弱い搭子故他に愚形が残っているパターンも一応あります
既に切られている牌の周辺での愚形はほぼ否定してよいでしょう
手役が不要にもかかわらず愚形固定していることになりますからね
双碰候補
🀁🀜🀝
嵌張候補
🀝
周辺牌の愚形否定は、辺張落としが入っている間に変化している場合もあり断言こそできません
とは言え上記のあり得る候補に比べれば些細なものです
待ち候補まとめ
危険
両面🀚🀝🀠
嵌🀝
🀁と🀜か🀝の双碰
ちょっと危険
両面🀜🀟
僅かに危険
🀓🀖
大体安全
そのほか
🀝の放銃率は体感80%くらいあります
実際はどれくらいかわかりませんが、こんな🀝切れたものではありません
ということで、わたしは🀝は切らずに🀏を切っていきました
結果論
🀝は通るらしいですよ
🀈🀇を落としている最中に🀚🀜🀜に🀙がくっついた形でした
あとがき
大会戦はめちゃくちゃラフに押すわたしですが、さすがにこの🀝では止まりました
実戦では愚形を全く考えていなかったりはするのですが大体こんな感じの思考です
ビタ止めドヤ記事にするつもりだったのですが、実際麻雀なんてこんなものですよね
とはいえ、かなり待ち候補が絞れる興味深い鳴きだったなと思います
プロアカウントなので、手順に信頼を置けるのも鳴き読みしやすかったですね
それでは今回の記事はここまでです
また明日の記事でお会いしましょう😉
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