【姫麻雀】順子くっつけるとスジ待ち増える理論【血戦麻雀奮闘記19】
血戦麻雀奮闘記と銘打っていますが、一般的な日本麻雀の牌理のお話です
牌姿そのものも前回の続きですが、一般的な話をメインに進めますので、これ単体で読んでOKです
待ち牌を端に含む順子をくっつけると同じスジの待ちが増える理論
「多面待ちの待ち部分」に「その待ち牌が端っこの順子」をくっつけると「その待ち部分のスジの待ちが増える」という理論があります
こちらで紹介されていました
これを読めば解決ではあるのですが、それだと味気ないので弊noteでも軽く試しておきましょう
例えば以下のような例ですね
🀈🀉🀉🀉
🀇🀈🀊待ちの🀊部分に🀊🀋🀌の順子をくっつけるとその🀊のスジの🀍待ちが増えるという理論です
🀈🀉🀉🀉🀊🀋🀌
🀇🀈🀊🀍待ちになっていますね
🀊🀋🀌は🀈を含む順子ではないので🀈は増えません
また、🀈🀉🀉🀉は🀈待ちも含んでいますので、その待ちである🀈を含む順子をくっつけてみると
🀈🀈🀉🀉🀉🀉🀊
となり🀋待ちが増えていることがわかりますね
もうひとつ「単騎待ちに隣の順子をくっつけるとその筋が増える理論」も紹介されています
単騎待ちに隣の順子をくっつけるとその筋が増える理論
こちらも先程と同じようにくっつけてみましょう
🀈🀉🀉🀉
の🀈単騎待ちに🀉🀊🀋の順子をくっつけると
🀈🀉🀉🀉🀉🀊🀋
となり、🀈のスジの🀋待ちが増えて🀇🀈🀊🀋待ちになっていることがあることがわかります
このようにとても汎用性に優れており、4枚使いなどの複合形に於いて、待ちを判断するひとつの材料にできます
それでは早速実戦で使ってみましょう
実践例
🀇を切ると良さげな聴牌になりそうな手牌です
🀇を切った後の形はこちら
🀇🀈🀉🀊🀋🀌🀍🀍🀍🀎🀏🀏🀏
下の方の面子をふたつ抜くと
🀍🀍🀍🀎🀏🀏🀏
まあまあ有名な313の形でサンドウィッチ形とも呼ばれたりします
🀍と🀏がパンで🀎が具です
具が少なすぎる気がしますが、それは一旦脇に置いておきましょう
サンドウィッチ形はその構成牌と両端の5種が待ちになる形です
今回のケースでは🀌🀍🀎🀏待ちですね(十萬はないので4種です)
さらに、ここに抜き出した面子である🀊🀋🀌を足しましょう
すると🀌待ちがある部分に🀊🀋🀌の順子を足すのでそのスジの🀉待ちが増えるのです
🀊🀋 🀌🀍🀍🀍🀎 🀏🀏🀏
増えてますね
ついでに🀉待ちなので、🀇🀈🀉の順子も足しておきましょう
しかし、🀉のスジに下は無いので残念ながら待ちは増えません(零萬はないです)
ということで、🀇🀈🀉🀊🀋🀌🀍🀍🀍🀎🀏🀏🀏は🀉🀌🀍🀎🀏待ちと結論づけることができます
とても良い形ですね
実践例その2
以前の四玉奮闘記から以下の牌姿を
🀏を切ることで
🀇🀈🀉/🀊🀋🀌/🀌🀍🀍🀍
の形です
🀌🀍🀍🀍の暗刻プラ1の形の🀋🀌🀎待ちに、待ちを含む順子の🀊🀋🀌を加えることで、🀉🀋🀌🀎待ちになります
なるほど、便利ですね
あとがき
こういった法則を知っていると待ち把握がより分かりやすくなるのでとても助かりますね
複合形は形で覚えきってしまうのが簡単でこそあるのですが、覚える一歩目としても役立ちそうです
それでは今回の記事はここまでです
また明日の記事でお会いしましょう😉
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