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【姫麻雀】一向聴から一向聴へ【血戦麻雀奮闘記20】

既に幾度か取り上げていますが、一向聴から一向聴の鳴きについてまたまた振り返っていきます

鳴き麻雀だらけの血戦麻雀なんて考えるだけ無駄だと侮ること勿れ
鳴き麻雀を強いられるオーラスなどの速度優先の状況と同様の考え方ができます


まず、日麻では

例えば、こんな手があったとします

🀋🀎🀗がそれぞれ1枚切れです
5巡目に対面から🀖が打たれました

ポンしますか?

これは質問にすらなっていませんね

役がなくなるのでもちろんポンしません

🀗が不安とは言え、両面嵌張の一向聴です



血戦麻雀では


全く同じ形です

これはポンしますか?

これはポンした方が良いです


注目すべきは受け入れ枚数の変化です

現状の手牌は🀋3枚🀎3枚🀗2枚の8枚受けです

それに対して、ポンして🀈を切ると
🀋3枚🀎3枚🀖1枚🀏2枚🀘2枚の合計11枚です

8枚から11枚に増えます
しかし、8枚から11枚って大して増えていません

増える枚数自体は大したことないのですが、最も重要なのはポンテンが取れる形になることです


もう一度場と欠色を見ておきましょう

対面は索子が欠色であり🀘が貰えます
下家は萬子が欠色であり🀏が貰えます

つまり🀘も🀏もそれぞれ2人分でツモっているので受け入れは実質倍になります

すると
🀋3枚🀎3枚🀖1枚 🀏4枚 🀘4枚
と見做すことができて受け入れ枚数は実質15枚とおよそ倍に増えます


日麻でもポン4倍速なんて言われることもありますが、血戦麻雀では欠色の存在からどれくらいの速度アップになるのかがかなりはっきりわかります


単純な枚数だけではなく、仕掛けられる枚数も意識することが肝要です


日麻ですら

さて、ここまで読んで役を意識せずポンできる血戦麻雀だけの知識と思い込むのは早計です

逆に言えば、役を意識しさえすれば日麻でもこういった仕掛けは積極的にやっているはずです

例えば、ちょっと極端な例ですが以下のような牌姿

オーラスのアガリトップで🀄をポンしますか?

この手は両面両面だからとスルーすることはないでしょう

ポンすることで🀇🀈🀉🀊🀝🀞🀟🀠🀡の29枚受けになり、15枚受けから倍増します
そうであればもちろんポンですよね

といったように、一向聴から一向聴の鳴きというのは、当たり前のように行っているはずです


あとがき

血戦麻雀では先制聴牌を入れることでツモの恩恵を最大化することや、先に上がって他家のツモを避けることに価値があります

つまり、速度アップの価値が高いです

日麻のオーラスなどの速度勝負の時と同じ感覚を持って、効率を重視して打っていきたいですね

それでは今回の記事はここまでです

また明日の記事でお会いしましょう😉

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