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【姫麻雀】ツモ切り立直を読む【対抗戦】

ツモ切り立直というものは、大抵愚形です

ダマ跳満などの一部の例外を除けば、見た目先制なのにも関わらず両面を立直しないことはまずあり得ません
と言うことは即リーを打てない手ということで、手替りを待っていた愚形ということになるでしょう
そこで待ちきれずに打ってしまった立直こそがツモ切り立直なのです
(たまに戦略的ツモ切り立直などもあるので決めつけはできませんけどね)

今日はツモ切り立直に対しての押し引きや、その手順を振り返っていきます


中盤の手組み

ドラ2の手牌で面子完成です
🀕🀎🀏の選択になるでしょう

1ブロック3枚の効率の良さと、最終形の双碰の強さを考えると🀎切りが自然ですね

どうせ🀕も🀎も切っていくことになるのですから、両面先切りによる🀗のアガリ易さを優先して🀕切りとしてみました
悪くない試みだと思います

ただ、🀇🀉というフォローのない愚形搭子が残っているため、🀔引きからの🀔🀕🀕🀖といった形への変化を追えなくなるのは少し勿体ないかなとも思います

最近は両面固定がマイブームなので、それに則ってみました


良くない手出し

ここで🀖を空切り

これは良くないですね

🀕🀕🀖🀖からの🀕🀖落としにとても見えるので、🀔🀗がとても警戒されてしまいます
折角の🀕先切りが台無しです

ツモ切りしましょう


ツモ切り立直を読む

対面が🀀ポン打🀡
それに合わせるように上家がツモ切り立直です

これはかなりの確率で愚形の手替り待ちのケースです
仕掛けに対応して慌てての立直に見えますね

高打点の手であれば、ダマを続行して前に出てきている対面を狙うことでしょう

即立直しにくい愚形ということが分かると、19牌がほぼ全て通ります

14待ちや69待ちは立直に行きやすいですし、19双碰も手替りが少ない上に元々強力です

更に、愚形が否定される待ちもかなり通せますね

では、手牌の中で通りそうな牌を探していきましょう
🀇🀏は19牌なので通せます
🀉🀎🀝🀞も🀈🀍🀟が早いため通せます
即立直が打てない愚形に固定するわけがありません

また、🀕も通せます
赤🀔切りなので嵌張も双碰が否定されており、ツモ切り立直により両面も否定されています

反対に、🀛と🀖は愚形パターンが多いため非常に切りにくくなっています


では、何を切りましょうか

ここは🀈2切れで嵌🀈が弱いとして🀇切りとしました

🀞が通せるか自信なかったので実戦では🀇としましたが、目一杯の🀞切りが良いでしょう


ツモ切り立直の法則を知っていればこの🀕も難なく押せます


ケイテンタイミング?

上家から🀗が打たれましたが、これをスルー

ドラドラで上がりたかったと供述していますが、三段目の二向聴があがれるわけないでしょう!

現実を見て形式聴牌を取りにいきましょう


細かい話

🀗スルーが仇となり、聴牌できませんでした

ここで🀓切り

🀖が完全安牌です
🀖切りましょう


結末

ノーテン終局

折角🀕や🀏を通しやすい状況だったにも拘らず、ケイテンを取り損ねたことで失点になってしまいました


あとがき

このように、ツモ切り立直に対しては通常の立直と比較してかなり動きやすくなっています
しっかり動向を読み取って得を重ねていきたいものですね


それでは今回の記事はここまでです

また明日の記事でお会いしましょう😉

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