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【麻雀】三麻本、何読んだ?


質問きてた

わたしは、勉強方法として活字が有効であるという考え方の人です
また、文字を書きまくっているわたし宛ての質問ということは、文を読むことを苦としない人であるということもわかります

ということで、オススメの書籍をご紹介




ゴールの設定


①お知らせ三麻本

勉強をすると言っても、終わりが見えていないとモチベーションの維持も難しいものです

そのため、先に勉強の終着点を設定します


ゴールは以下の一冊を理解することです

鬼打ち天鳳位の三人麻雀 勝利へのプロセス
お知らせ / マイナビブックス / 2021年


至高の一冊なので、これを読めばそれだけでほぼOK

OKなのですが、この本の問題点があります
初学者には難しいという大きな問題点です

文そのものはとても読みやすく理解しやすいのですが、その理解のために必要とされる知識が少なくないほど存在します

理解できる出来ないは一旦置いておいて、とりあえず15ページ目までは何よりも先に読んでおきましょう

それより後ろを理解するために、これから段階を踏んで勉強を進めていきましょう


1段階目 基礎牌理対策

牌理対策には何切る本がおすすめ
世には何切る本がたくさんありますが、三麻打ちにおすすめなのは以下の二刷


②基本形80

牌理の1冊目としておすすめしたいのがこの本

これだけで勝てる!  麻雀の基本形80
福地誠 / 竹書房 / 2014年

何切る73問
ここに、牌理の基本が詰まっています

(実は80問無いことは一部で有名)

雀傑あたりの段位で停滞している人は、そもそも牌理がぐちゃぐちゃになっていることが多い印象です
マシュマロ主もおそらくそのうちの一人でしょう

まずは牌理を身に着けて、形に忠実に打てるようになりましょう

麻雀のルールが分かった後、初めに読む本としてとてもおすすめ

全部読もう

そして大事なのは、これを読み進めながらも麻雀の実践は続けることです
アウトプットする機会は継続しましょう


③5%何切る

2冊目はこれ

アガリ率5%アップ何切る
竹内隆之 / 竹書房/ 2020年


これも何切る本
待ち枚数が広い方を選んでいく

この本の良いところは、打点などの要素は関係させずにただただ枚数をカウントさせるところです

7枚形の受入れ枚数など、連続形の形の良さを比較する能力が身につきます

多面待ちになる仕組みなども書いてあり、牌理にぐっと強くなれます

連続形になりやすい三麻を打つプレイヤーには特におすすめの何切る本です

全部読もう


この他にも有名な何切る本はありますが、四麻要素のノイズが無視できないほど大きいため(チー、手役、断么などの意識が高い)、無駄ではないもののおすすめはしません



2段階目 押し引き対策


牌効率ができて和了できるようになったら、次は押し引きを含めた対他家の動きを学ぶ番です


④みーにん三麻本

データで勝つ三人麻雀
みーにん / 三才ブックス / 2019年


リーチ判断、押し引きなどのシミュレーション結果が載っている最高峰の三麻データ本

特に、押し引き面で明確な指標を出してくれているものはこれしかない

三麻をやる上で必携


定期的に弊noteでもみーにん本のデータを使っていますし、「要求打点」などの用語もここから使っています

真面目に読むというよりは、気になった局面を辞書のように引いて確認していく使い方が良いです


どんどん麻雀を打ちながら、どんどんこの本を引いて、少しずつチューニングしていきましょう



3段階目 知識補助


基本的には「②基本形80」と「④みーにん三麻」の2冊を読みながら麻雀を一通り打てば、「①お知らせ三麻」は自ずと読めるようになっているはずです

それでも、まだ難しいと思う場合には以下の本を一度はさむのもおすすめです


⑤オワタ本

天鳳位直伝!三人麻雀の極意
オワタ / マイナビブックス / 2018年

ネト麻の三麻の入口にちょうどいい本

戦術本としていうと不足していると言わざるを得ないのですが、逆に言うと考え方として優先したいことが書かれているとも言えます

初学者が三麻を打つ上で概要を掴むにはちょうどよい


⑥お知らせ本

鬼打ち天鳳位の麻雀メカニズム
お知らせ / マイナビブックス / 2019年

お知らせ氏の著作、一冊目
四麻の本ですが、牌の危険度やベタオリなどの基本的な話はここで済ませてしまっているため、三麻本ではある程度省略されています

三麻本で論理展開についていけていないと思った場合にはこちらを読むと理解が進みやすい(かも)




その他

・ゲンマ(現代麻雀技術論)
Webサイトの方は読んだのですが、書籍の方をまともに読んでいないため、今回は紹介しませんでした
孤立牌の価値比較のページは最高
読んで無駄になることはないはず

・ウザク本(ウザク式何切る)
四麻の何切るとして有名
ただし、四麻ノイズが大きすぎるので三麻の勉強には不向きです
やめておきましょう

・はる本(全赤三麻必勝の手引き)
全赤三麻と天鳳三麻や雀魂三麻は一部で異なる部分があります
手組面などの共通する部分は非常に多いのですが、どれが共通部分でどれが異なる部分か自力で判断できるようになるまでは、混乱を招きかねません
優先順位低め

・億尾ほうこnote
具体的な場面の検討に寄りすぎているため、序盤の三麻の学習にははっきり言って不向き
基礎が出来た状態で読まないと意味不明もいいところ



まとめ

三麻始めたての人の勉強する順番を改めて整理しましょう


Ⅰ雀士~雀傑

「②基本形80」を読む
一通り読んだら、読みながら打つ
基本形に慣れる
慣れてきたら「③5%何切る」も並行して読み進める

Ⅱ雀傑~雀豪

麻雀を打つ
「④みーにん三麻本」を都度読んで押し引きなどの判断を少しずつ身に着ける

Ⅲ雀豪~

「①お知らせ三麻本」を読む
なんとなく理解できたらそのまま麻雀を打つ
難しかったら「⑤オワタ本」を一旦挟む
四麻も打つなら「⑥お知らせ本」を一旦挟む
「④みーにん三麻本」を都度読んで押し引きなどの判断を少しずつ身に着ける(繰り返し)


こんな感じで三麻の勉強は足りるんじゃないでしょうか

参考になっていれば幸いです




あと、🀃でアガられたのはぜったいわたしのせいじゃないからな



それでは今回の記事はここまでです

また明日の記事でお会いしましょう

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