【m HOLD’EM】リレイズは黄信号【MTT奮闘記】
リレイズとは、レイズしたプレイヤーのハンドは強いにも拘らずそれに上乗せするレイズのことで、つまりはリレイズするハンドはレイズするハンドを上回る程に超強いことになります
ですが、あくまでそれは一般の話です
ポジションや残りスタックなどに応じてハンドの強さも変わってくるでしょう
プレイの基準はプレイヤーによって様々なので断言こそ出来ませんが、実際のケースを振り返りながら一般的にどういう傾向になるかを考えていこうと思います
※例によって例の如く、あやしい内容が含まれている可能性がありますので、あやしかったらおしえてください
BTNからオープンレイズ
SB/BB-Ante 1500/3000-300
残り約200人
6人テーブル
13BB持ち、BTN KdJc
UTG,HJ,COフォールド
当然のようにオープンレイズをします
KJはコールされたとしてもフロップ以降で戦いやすい印象がありますし、ブラインドの57sなどの中途半端なハンドを降ろしておくためにも、きっちり3BBでオープンします
SBフォールド、BBからリレイズオールイン
サイズは3.5倍程度なのでリレイズとしても適切です
果たして、ここでの正しいアクションは何でしょうか?
相手のハンドを予測する
さて、冒頭にも言った通りリレイズするハンドはオープンレイズした相手より強いであろうことが予想されるわけです
では、そのオープンレンジより強いハンドとはどのようなハンドでしょうか
まず、BTNのオープンレンジを予想することから始めましょう
一般的な話
BTNのオープンレンジは各種「Ax、K9+、Q8+、J8+、ポケット、スーテッドコネクタ」あたりがなんとなく予想できるかなと思います
では、BBのリレイズはそれに対して勝てるハンドということになりますね
AAやAKsなどのプレミアの他にも、ATsやKTsなどのAKと強めのキッカーのスーテッド、99などの強めのポケットペアなどが本戦でしょう
それに対して自分はKJoそれらのハンドに対して負けているわけではないとは言え、勝てているとはあまり言えません
フォールドしてしまうのが良いでしょう
トーナメントにおけるBTNのオープン
ですが、今はトーナメントの最中で、BTNのプレイヤーはブラインドスティールを狙って普段よりも弱いハンドでオープンしていることが予想されます
なんなら57oとかからレイズしていることだってあり得ます
そこまで考えると、BBのリレイズレンジもかなり広がりますのでKJでも十分戦えるとも考えられます
ショートスタックからのリレイズオールイン
更に考えると、飛んだらおしまいのトーナメントでのリレイズオールインはかなり迫力があると言ってもよいでしょう
11BBはショートであるとは言え、13BB対11BBではコールしたとしても10BB対8BBでポットが7BBですから、フロップを見て押し引きを判断しても悪くなさそうです
それにも関わらずプリフロップの段階でオールインしてくるということはやはり中途半端なハンドではなさそうです
結論、BTNは降りるのが良いでしょう
コールしてしまいました
チャンスかもは全くチャンスじゃないです
参考程度にPoker Snowie
さて、そんな悩めるプリフロップに対して便利なツールがあります
このツールによると、BTNのオープン(2.5BB)に対するBBの3ベットに対してどのハンドでどうするかといった指標がつかめます
スタックサイズが十分にある前提ですのであくまで参考程度にしか使えませんが、大きく外れていなければS級ミスではないため、初心者には助かる機能です
どうやらKJoはコールをしてよいハンドのようです
ただし、コールレンジの下限ですのでスタック量などによってはコールしない選択肢もありでしょう
結果
BB 4c4d
BTN JcKd
デレレレレレレレレレ
ジャン
まけました
44は一般的に3ベットレンジには入っていませんが、55や66はブラフも含めた3ベットとして有効ですし、このスタックであれば44での3ベットはとても強いプレイングと言えるでしょう
しっかり敗北しました
あとがき
あやしいプレイングを見返すたびにやはりあやしかったことがわかるので、それ故に少しずつは成長している気もします
今後も振り返りをしつつ少しずつ上達を目指していこうと思います
何かしらのトーナメントの戦術書を読んで軸を作っておきたいところですので、オススメもお待ちしています
それでは今回の記事はここまでです
また明日の記事でお会いしましょう😉
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