アイヌの伝統楽器ムックリ①
大学院時代は電子音響音楽の制作と並行して北海道アイヌの伝統楽器である「ムックリ」の研究を行っていた
当時、大阪在住ということもあり、フィールドワークに頻繁に出かけるということはできなかったものの資料を集めて研究を進めていたが、博士課程満期退学とともに一つの結論を出して研究はやめてしまった
研究自体は止まっていたが、自分の中のモヤモヤはいまだスッキリすることができないので研究を再開し、少しずつ進めることにした
いずれ北海道にも行くことになるだろう
ちなみに僕の研究テーマは
「なぜ、北海道アイヌには楽器がムックリしかないのか?」
一度は、
「寒かったから」
というアホみたいだけどチョー真剣な結論をだしたのだが最近の僕としてはそれで納得がいっていない
「そりゃそうだべさ」と突っ込まれそうだが
研究とはそういうものなのである
と、ささやかな反抗をしておこう
最近の僕は、どうも宗教観と関連があるのではないかと疑っている
この線で進めたい
これについては、ここで研究の進捗を記録していきたいと思う