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違和感ある音楽の話

朝からある違和感が取れない

ある本に何気なく米津玄師さんの音楽が「今までどこにもない音楽」だという話が書かれていたことに端を発する

細かいことは省くとして
YouTubeの出現によって音楽の系譜など関係なく
様々な情報が一度に入るようになり

あらゆる音楽のジャンルを一気に吸収して
系譜のわからない新しい音楽が現れるという話

果たしてそうなのか?

個人的な意見で言えば、米津玄師さんのことなど何も知らなかった頃に、彼の音楽を聴いて「BUMP OF CHICKENに影響受けたんだろうな」と思ったし
その後、BUMP OF CHICKENからの影響については本人が公言している

ちなみに、彼のいくつかの作品については海外ミュージシャンとの類似点を指摘するサイトも存在する

まぁ、米津さんのことについてはいいんだけど

僕の違和感は「どこにもない音楽」というところ

音楽の進化が飽和している現代において
既存のスケールやコード進行を使っている時点でどこにもない音楽にはなり得ないというのが僕の持論だ

YouTubeなどなかった頃から、系譜など関係なく音楽を聴いてる人など五万といるし
それまでになかった音楽はたくさん生まれてきた

度々起きるパクリ問題などもそうだが

音楽に関わらず、何の影響も受けずに突然変異的に生まれてきたものなど存在しない

コード進行なんてものは、ここ数百年ヨーロッパの伝統音楽から引き継いだ

トレースにしか過ぎないし

僕は、ギターを持って弾き語りをした時点で、もはやパクリと断定している(ピアノやバンドも形態という意味では同じ)ので

いちいちパクリだと騒ぎ立てるのは作品の問題ではなくて

その裏にあるオトナのジジョーってやつが絡んでるんだろうなと思ってしまう


影響しあってなくても偶然同じメロディになってしまうものなんてたくさんあるしさ


ましてや、今までにない音楽を提示した途端

「これは音楽ではない」とか言い出すじゃん

このある本の著者は、なかなか有名な学者さんなんだけど
「某有名音楽雑誌の有名編集長が言ってた」
なんて虎の威を借りるような発言にも違和感なんだけど
もういいか

めんどくせーよ

俺が一番めんどくせーよ

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こないだ観たジョンメイヤーのライブ
真面目でひたむきさを感じるかっこいいライブだった

ジミヘンドリクスとエリッククラプトンを感じました
でも、そこにはパクリじゃない自分らしさがあって
それでいいのだ


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