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初代ZV-1の使用感(育児しながら写真を撮ること)
前回の記事(https://note.com/okumury/n/ndaf3a224811e)で少し触れたが、子育てをしながら趣味であるカメラを継続させるために、メインで使っているミラーレス一眼(Fujifilm XT50)に加え、小型のソニー製のZV-1というコンパクトデジタルカメラをしばらく愛用している。自分の持ち物の整理も兼ねて、少しこのZV-1についてまとめておく。
![](https://assets.st-note.com/img/1729234546-DdE6u2nKNtIa7fbJm1ShxZ54.png?width=1200)
センサータイプ 1.0型(13.2mm x 8.8mm) Exmor RS CMOSセンサー
有効画素数 約2010万画素
レンズ レンズタイプ ZEISSバリオ・ゾナーT*レンズ
F値(開放) F1.8(ワイド端時) -2.8(テレ端時)
画角(35mm判相当)(静止画) 24-70mm
質量 約294g
メリット
開放F1.8のレンズに、1型センサー。テレ端でもF2.8とそれなりに明るく画質も良く取れて且つある程度軽い。何度も当ブログでは記載しているが子供を連れて移動する際に重量について考えることはとても重要だ。コンデジであれば300グラムがコンデジとして持ち歩くおそらくマックス値何じゃないかと思う、300グラム超える、これよりでかくなるとポケットにも入らないので、一眼ではなくコンデジを持ち歩くメリットが激減するのだ。
価格面。10万越円超が当たり前になってきたカメラ市場だが、ZV-1はすでに後継機のZV-1IIが出ているので、初代であるZV-1は価格的にも良心的である。ZV-1 IIは価格.comで9.5万円強、ZV-1は中古だと6万円強あたりで手に入る。(これでも値上がりした気がする)それでも6万円強の価格を維持しているのは、ZV-1 IIがZV-1の単純な上位互換ではないところが1つ要因だと思っている。(レンズの明るさや望遠端のズーム域については初代に軍配があがる。)
デメリット
まずは焦点距離が24mmスタートなところ。このブログでは子育て・育児が1つ大きなテーマとしてあるが、子供と一緒にいる場合に35mmの焦点距離は少し遠い。思っている以上に離れないと顔のドアップばかりの写真になってしまう。手ぶれ補正機能をつけて動画を回すと更にクロップされてしまう。
少し古い機種であるのでしょうがない部分ではあるが端子がマイクロUSBであるところ。ライトニング端子のように規格が違うだけれあればそこまで気にならないが、マイクロUSBは上下の判定がある。これが充電の際に地味にめんどくさいし、やはりマイクロUSBで充電する電子機器は少なくなってきている。
手ブレ補正。iPhoneの手ブレ補正になれてしまっているとZV-1のアクティブ手ブレ補正だと、補正されてこれなの?と思ってしまう。基本歩きながらの撮影は厳しく、立ち止まっての動画撮影であればある程度は効く。
あとは重量。294グラムは意外とずっしり来る。もちろんミラーレス一眼と比べれば格段に軽いものの、iPhoneに慣れているとやはり重さは感じる。iPhoneにプラスオンで持ち歩くことを考えると
他の選択肢
僕の場合、今となっては息子がメインの被写体になりつつあるので、70mmの中望遠域やテレ端時のレンズの明るさはもう必要ないのかもしれない。その部分を削ぎ落とすと更に小型で、20mm単焦点レンズのみ搭載しているZV-1Fあたりが候補にあがってくる。(https://www.sony.jp/vlogcam/products/ZV-1F/spec.html)重さは256g、USB-C対応、単焦点なので考えることがシンプルになるのはよいことだ。さらには大人しく後継機のZV-1 II(https://www.sony.jp/vlogcam/products/ZV-1M2/spec/)にするパターン。こちらは重量はほぼ変わらず、焦点距離は初代より広い18mmスタート、テレ端は50mmまで。レンズはテレ端時に少し暗くなる程度。
完璧なカメラはない
何かを取れば何かを失う、手ブレ補正機構などある機能をつければその分重量は重くなる。カメラにおいてこの兆候はかなり顕著であるように思う。(iPhoneは良い機能を積みつつ、重量を軽くしてきているのはマジですごいと思う。)とにかく静止画も動画も、マクロも望遠もなんでもやりたい(もしくは何がやりたいかわからない)のであれば重たくて良いカメラ・レンズを買うしかない。カメラを所有する際には自分の使用用途を明確にすることがかなり重要になってくるので、皆様においても変なカメラ沼に足を突っ込まぬよう十分注意していただきたい。