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鮪葱じゅうじゅう焼き 2024.9.26
今日は所用あって午後出勤です。朝食を取っていないゆえ、お腹ペコリンチョ。ちょっと早く出すぎて軽食では時間が余りそう。うーん、外で2時間もどうやって潰しましょうかネェ。
散々迷って結局行き着いたのは、普段行くことのない喫茶店でした。というか初めて入るかもしれません。モーニング時間終わりがけということもあり、店内は随分と落ち着いた雰囲気です。イイですねっ。
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昼兼用なので奮発、絶対的に美味そうなメニューを選択しました。パンケーキはどう見てもフワフワだしウインナーも旨旨オーラを放っています。
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メープルシロップかけかけ、左のクリーム付きパンケーキをフォークでぶっさしてパク。ふわぁッッ! ふわふわ甘々でございやす。これは幸せパンケーキ。咀嚼するたび上品な甘さが口の中で踊ります。
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ウインナーはどうでしょう……ゥオオうんまぁーいぃぃぃぃぃ(続けすぎ)。いやぁ上品、上品かつ旨味ジョワッっとな。これバジルも入ってるのかな、ちょっと香草っぽい風味も感じます。小さいのに強力なサイドアイテムで違う種類の感動を覚え、お次はエッグ乗せパンケーキ持ち上げ。
……エッグとパンケーキってやっぱ合うんだなぁ。マックでパティとエッグを挟んだグリドルはよく食べるけど、パティがないパンケーキでも、モーニングとして超超美味いじゃないですか。エッグのこの味はどうやって表現するものなんだろう、これも旨味でいいのかな。さながら濃厚旨味がけパンケーキってとこですね。
などとリアルタイムで感想書きつつゆっくり食べ進め、最後にブルーベリーソース入りのヨーグルトを食べてごちそうさまでした。さて、まだ1時間以上余ってるけど、どうしよう。
うーん、まぁ。そこはなんとなくゆったり歩いたり、途中の神社に参拝したりして調整いたしましたとさ。午後だけ仕事ってのもなんだか調子が狂いますな。狂ってるのは睡眠時間の短さだけで結構です。
◇ ◇ ◇
バリバリウトウト仕事を終え、今日は飲み友ポニーくんとの久しぶりの飲みです。ポニーテールだからポニーくん。栄の駅で待ち合わせ、お互いノープランのまま近況を話し合いながら行き着いた先は。
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葱がいっぱい食べられるお店。ポニーくんはビールを注文していました。とりあえず乾杯して、何に疲れているわけでもないけど「お疲れ様っす」などと適当な挨拶で飲み始めます。
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3品注文してのんべんだらり。最近観た「ブレイキング・バッド」の単語にポニーくんが超反応。前にポニーくんの同級生が働いているというバーで飲んだ時に、そのバーテンダーさんから「ブレイキング・バッド」を勧められていて、ふたりとも最近ちゃんと6シーズン全部観終えていたのです。ポニーくんはさらにスピンオフである「ベター・コール・ソウル」も一気観してしまったそうな。ぐぬぬ負けた……。
ポ「ベター・コール・ソウル、メチャクチャ面白かったよ。なんなら本家よりもオレには合ってたんじゃないかな」
僕「そんなに?! じゃあ、観ないとなぁ」
ポ「でも、そっちも確か6シーズンあって長いよ」
そうそう話数も多くて、それでまだシーズン1の再生に至っておらんのでした。まぁそっちはね、いずれ、そのうち……。
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このお店の看板メニューらしき黒焼。黒焼ってそういうことね。本当に黒いや。外側の黒くなった皮は剥いて中の甘くとろとろ葱部分を食べるようなのですが、ちょっと興味が湧いてそのまま食べてみます。ミソをつけて……オウッ! うんまっ。一瞬オットセイになりかけるくらい、葱の周りについたコゲさんがハイボールとよく合っています。中の葱の甘味におコゲの苦味。これはこれで最強おつまみかも。でも本来は剥くんよなと剥いてみます……けど。ま、いいや食べちゃえ。やべぇハイボールどんどん減るやん足りひんやん【酔】。
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バカという言葉がどこにかかっているのかイマイチ判然としません。多分、葱ソースがバカみたいに美味いのかな。しかしこ・の・か・ら・あ・げ、もハイボールをじゃんじゃんなくしていってしまいます。このお店はとにかく葱が美味いのですね。さすがの店名やぁ。最初にお通しとして出てきた葱さんたち大集合だワイワイ。ハイボールなくなりそう。
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そしてたいそう大きな装置がドドンと登場。大きなアッツイ岩石の上に鉄の鍋。熱いのでお気を付けくださいとのこと。
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じゅうじゅういってますし蒸気がぼわわわ~。すごく熱そうです昨日のアヒージョの数倍熱そうです。でもそのじゅうじゅうで調理された鮪と葱を小皿へ取り、一緒に頬張るとこりゃあ堪らんですヨ。遂にハイボールが尽きてしまいました。鮪を瞬時に焼くと旨味がギュッと凝縮されて口の中でネ、はじけるわけですよスゴイですネ。そこに葱のちょいと辛味風味でランクアップした素敵体験ができるってワケ。これイイなぁ。
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飲み屋といえばやっぱカツでしょうという短絡的な考えで頼みましたるカツです。口の中に広がった油は新しく手に入れたウーロンハイでサッパリ流してしまいましょう。ここでも葱さん大集合。お通しの葱の量が多くて無限かよと思うほどです。
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鮭ハラスうまっ。皮も食べられちゃう。ハラスは腹の脂肪たっぷりな部分のようで、要するにこれが明日、僕の腹の脂肪に変わるってコト。いやでも、ウーロンハイ飲んでるからきっと大丈夫。おいしさだけを残していってくれることでしょう。
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僕「みょうが好きなんだよね」
ポ「ほう、……ウン、うまいね。みょうがウマイよ」
でしょでしょと無邪気にはしゃぐ酔いどれ野郎こと僕。ちょっと酔ってきました。酔うと承認欲求がムクムク起き上がってきます。書いている小説の結末や、今ノクターンノベルズで続きを書いているエ〇小説の話をば。
僕「深夜1時にiPadでエ〇小説書いてるとねぇ、感動する場面じゃないのに涙がツツーって出てくるんだよ。多分、何やってんだろオイラの涙だね」
ポ「そのダンジョンのはちょっと興味あるけどさ、○○さん(僕)が書いてると思うと、どうしても顔がチラつくんだよね」
僕「あ~、それ娘にも言われた。(18禁ではない)小説を本にしたから読んでみてって渡したら、『パパが書いてると思うとなんかキショい』ってさ」
ポ「アハハ……ひどい言われよう」
などと、とても悲しい話をしてしまいまして。さぁそんなことはどうでもよくって、〆にいきましょうぜ。
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こぢんまり感がある写真なのですけど、実物はドーン! ってカンジの量でした。けっこうお腹いっぱいだしウーロンハイもちょこっとしか残ってない状態で食べ終えることはできるのか?!
……という心配なぞ無用。なんせこちとら今日は朝昼をまとめたんでぃ。全然余裕でしたワ☆
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ポニーくんは〆のおにぎりを食べていました。しらすと葱まみれで美味しそう。こっちでも良かったかな。海苔で巻いて、パクっと……うわァおいしそう。ええなぁ。
食べ終わってからしばらくお冷だけで談笑し、お店を出ました。少し小雨に当たりながら地下鉄の入口で別れます。
僕「では、またお誘いいたしやす」
ポ「いつでも、どうぞ」
手を振ってサイナラ。次はどんなお店で飲もうかな。でも今回と同じように集合してから考えるんだろうな。華金でもないのに、通りには人がいっぱい歩いています。それをスッ、スッと避けながら歩き、帰る爽秋の22時。