大熊町にキウイフルーツが戻って来た日
日中は汗ばむほどの陽気となった11月3日のこと。
大熊町内にある
『フルーツガーデン関本(関本農園)』跡地において、1日限りの
『キウイフルーツ直売会』が開催されました。
※開催告知をこのnoteでも投稿していました↓
販売開始の1時間前位からお客様が少しずつ集まり始め、気が付けば30メートル以上の列ができていました😮
よって、予定より時間を早めての販売開始となりました🥝
今回のイベントには、『大熊つなげ隊』のメンバー他、福島大学の学生さんやキウイ再生クラブのメンバーが裏方として参加していました。
※キウイ再生クラブの活動はこちら↓
↓『フルーツガーデン関本』の関本ファミリーです↓
亡き父の想いを継いだ元樹さんと、孫と共に新天地で懸命にキウイフルーツを復活させた祖父の好一さん。
「大熊産でなくても、僕が作れば大熊の果物です。」
新聞のインタビュー記事に書かれていた元樹さんの言葉です。
その言葉に、亡き父と、『師』と仰ぐ祖父への想いも感じ取れる気がしました。
懐かしい写真等を展示スペースに。
試食用と販売用のキウイフルーツの準備もバッチリ。
『関本農園』時代の看板と『フルーツガーデン関本』と書いてあるのぼり旗が並んでお客様を出迎えます。
販売開始と共に、大勢のお客様で大盛況です😆
展示スペースでは、お客様が懐かしい写真や震災時のまま飾ってあるカレンダーを眺めながら、思い出話等に花が咲いておりました😊
↑写真は、お客様がどこからお越しになって下さったのかを、町民・町民外に色分けし、シールを貼ってもらったものです。
日本地図の右端をよ~く見てもらいますと、赤いペンで
『南米チリ』の文字が❗❗
ご本人から直接お話を伺えなかったのですが、元大熊町民で、現在はチリに在住されている方だそうです。
本当に、様々な地域からお客様がいらしてました。
今回の直売会に、『関本農園』を題材にした紙芝居を見つけて持ってきて下さったメンバーさんがいました。
また、この直売会は一般のお客様だけでは無く、メディアからも注目を集めていました。
キウイフルーツは2時間という、もの凄い早さで完売❗
その後お手伝いのメンバーさんは、関本さんのお母様特製の芋煮をごちそうになりました😊
こうして無事に直売会は終了。
撤収を終える頃にはすっかり暗くなってきていました。
「来年以降も継続していけたらと思いますので、皆さん宜しくお願いします。」
そうおっしゃった元樹さんの表情は、これからに向けての決意を強く感じました。
大熊町で年に一度、大熊のキウイフルーツの味が堪能できる。
ゆくゆくは、町でキウイフルーツの栽培が復活できる事を願いながら、来年に向けてメンバーも、一致団結で進んでいく模様です❗
何はともあれ、まずは
「お疲れ様でした❗」
と、関本さん一家と参加されたメンバーの皆さまに。
「ご馳走様でした❗」
を、関本さん家族にお伝えして、今回の直売会のレポートを締めたいと思います。
・・・最後に・・・
果樹園 | フルーツガーデン関本
↑ホームページにて、詳しい情報が随時更新されています。
「もう一度あのキウイフルーツが食べたい!」
と思われた方はぜひ、ホームページをご覧下さい🙇
合わせてもう一つ、素敵なお知らせも次の記事で紹介します✨
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