ネクサスファームおおくま
震災前、大熊町の特産品と言えば
『梨』・『キウイフルーツ』
でした。
震災後、『大熊町に新たな特産品を作ろう!』と、
大川原地区が解除されて程なく始まったのが
『ネクサスファームおおくま』での『イチゴ栽培』です。
オープン当初から、『ネクサスファームおおくま』で多くの方が栽培に携わってくださっています。
大熊町民の方には『年末のお届け物』としても知られているものです。
ネクサスファームおおくまのイチゴを食べたことがある方でも、どんな場所でどんな人たちが栽培しているのかを知らないと言う方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、ネクサスファームおおくまの工場長・徳田辰吾さんにお話をお伺いしてきました😊
私が徳田さんとお会いするのは久しぶりです。
しかも『取材』としてお会いするのは初めてのこと。
さらにインタビューも初めてのことだったため、当日はかなり緊張しました💦
(私は以前、ほんの数ヶ月ですがネクサスファームおおくまにパートに来ていました。)
◆徳田さんと大熊町とのかかわり
県外のご出身で、震災前は大熊町との関わりは特に無かった徳田さん。
なぜ、震災後に大熊町と関わりを持つことにしたのか?
「新しく町が出来ていく様子を最初から見られるのって楽しいと思わない?それが最大の『魅力』だよね。」
・・・なるほど。
その発想は元々『大熊町民』である私にはありませんでした。
町の様子を見聞きすると「どんどん壊されていく・・・・。」
というように感じる方もいらっしゃるかと思います。
少なくとも私は、今までそう感じていました。
除染・解体で次々と無くなっていく建物。
「あれ?ここって何があったんだっけ?」と、
時間の経過と共に薄れていく町の記憶。
町の様々なことに対し『マイナス』な印象を持たれている方もいるのではないでしょうか。
目の前で起こることを『プラス』に捉えられるのは、常に新しい事にチャレンジしている方だからこそだと感じました。
「色々ない物はあるけれど、意外となんとかなるよ。」
無いことが『不便』な事と捉えない。
むしろ無いことを楽しみながら『現在進行形の大熊町』を支え続けてくださるネクサスファームおおくまの皆さん。
これが、皆さんが楽しそうにお仕事をされていて、職場全体に明るい雰囲気が広がっている秘訣なのでしょうか?
徳田さんは「その人に合った『働き方』を考えて仕事に取り組んでもらっています。」ともおっしゃっています。
実際、私がネクサスファームおおくまで働くにあたり、様々な面でご配慮いただきました。
(私の『恩人』である皆さんとのお話は、私個人のnoteに掲載しています。よろしければ、そちらもご一読下さい🙇)
「僕はそこに『楽しい』と思えるモノがあればどこにでも行きますよ。大熊町だって『楽しそう』だと思ったから来たんです。」
・・・言うのは簡単なことです。
でも、ただ来るだけでなく、実際に行動している徳田さん。
だからこそ、徳田さんの言葉は暖かく重みがあるのだと感じました。
◆求人情報について
今後、ネクサスファームおおくまでは新たな求人も始まる予定です。
「一応定年はありますが、年齢・性別・国籍など一切気にしません。言葉なんか通じなくても、ジェスチャーや紙にイラストを描いて説明すれば良いんです。やる気があれば誰でも仕事はできますよ。」
との事です😊
実際、ネクサスファームおおくまでは、夏は大学生インターンや外国籍の農業技能生の受け入れも行っています。
求人が始まり次第、このnoteでも情報を掲載します❗
◆イチゴや加工品の販売情報
ネクサスファームおおくまのイチゴや加工品は、町内外の様々な場所で販売されています!
■町内
デイリーヤマザキ
■町外
道の駅ならは
道の駅なみえ
富岡観光協会(富岡駅)
サンプラザ(双葉町産業交通センター内)
もしもお近くにいらした際にはぜひ足を運んでみてください😊
◆ネクサスファームおおくま
〒979-1306 福島県双葉郡大熊町大川原字西平2127
Tel:0240-23-7671
Fax:0240-23-7595
Mail:info@nexus-f.co.jp
URL:株式会社 ネクサスファームおおくま
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