結婚式のご祝儀・車代など       マナー完全ガイド① 押さえておきたい礼儀と作法

目次

1. はじめに

2. ご祝儀のマナー
 ①ご祝儀の金額の目安
 ②ご祝儀袋の選び方と書き方
 ③ご祝儀の渡し方

3. 車代のマナー
 ①車代の意味と必要性
 ②車代の金額の目安
 ③車代の渡し方と注意点

1. はじめに
結婚式は、新郎新婦にとって人生の一大イベントであり、ゲストにとっても重要な場です。結婚式に招待された際には、守るべきマナーが数多くあります。特にご祝儀や車代についてのマナーは、知っておくべき大人の常識です。本記事では、結婚式におけるご祝儀や車代、その他のマナーについて、詳しく解説していきます。




2. ご祝儀のマナー
 結婚式において、ご祝儀は欠かせないものですが
 その金額や渡し方には  細かなマナーが存在します。
 適切なマナーを守ることで、良好な関係を築くことができます。

 ①ご祝儀の金額の目安
  ご祝儀の金額は、ゲストと新郎新婦との関係や地域によって
  異なりますが、一般的には以下のような金額が目安とされています。

  友人・同僚 3万円
  上司    5万円
  親戚    5万円から10万円
  兄弟姉妹  5万円から10万円以上

 これらはあくまで目安であり
 地域や文化によって異なる場合があります。
 ご祝儀は奇数が好まれ、特に「4」や「9」は避けるべきとされています。

 ②ご祝儀袋の選び方と書き方
  ご祝儀袋は、結婚式において重要な役割を果たします。選ぶ際には
  派手すぎず上品なデザインのものを選びます。
  水引は「結び切り」や「蝶結び」が一般的で
  結婚式には「結び切り」が適しています。

 表書きには「寿」や「御祝」と書き、中央に自分の名前を
 フルネームで記入します。名前は毛筆や筆ペンで丁寧に書くことが
 大切です。

 ③ご祝儀の渡し方
  ご祝儀は結婚式当日に受付で渡します。
  袱紗(ふくさ)に包んで持参し、渡す際に袱紗から出して手渡します。 
  受付担当者には一礼し、「おめでとうございます。
  本日はよろしくお願いいたします」と一言添えると良いでしょう。


3. 車代のマナー
 車代は、遠方から来るゲストに対して新郎新婦が準備する交通費や
 宿泊費の一部または全額を指します。適切な対応をすることで
 ゲストに対する感謝の気持ちを表すことができます。

 ①車代の意味と必要性
  車代は、ゲストが遠方から来る場合に新郎新婦が負担する費用です。
  特に飛行機や新幹線を利用する場合、ゲストに負担がかかるため
  その負担を軽減するために車代を準備することが一般的です。

 ②車代の金額の目安
  車代の金額は、交通費の一部または全額をカバーする形で
  設定されます。以下に一般的な金額の目安を示します。

  近距離(電車・バス)  5,000円から1万円
  中距離(新幹線・特急)  1万円から2万円
  遠距離(飛行機)    2万円から5万円以上

 宿泊が必要な場合には、宿泊費を全額負担するケースも多いです。

 ③車代の渡し方と注意点
  車代は、結婚式当日に受付で渡すことが一般的です。
  ご祝儀とは別の封筒に「御車代」または「交通費」と書き
  渡す際には「遠方からお越しいただきありがとうございます」
  と感謝の言葉を添えます。なお、車代を用意しない場合は
  あらかじめその旨をゲストに伝えることが重要です。



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