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米国株と世界株、どちらに投資するのがいいの?それは『リスク』と『リターン』を見る。ついでに『シャープレシオ』。

どうやらTwitterやYoutubeの世界では米国株につみたてる派、世界株につみたてる派、など派閥があるようです。

今回は私がどのように判断して、どちらを選択しているかをお話したいと思います。

私は誰かの小話よりも、数字が好きです。
どちらかというと、過去の実績や、それをもとにした将来のシミュレーションを信じます。

これは過去の実績をもとに効率的フロンティアを求めたグラフになります。
縦軸はリターン、横軸はリスク(ブレ)です。

はじめに

・期待リターンの比較
青:米国株式ETFのVTI
期待リターン:15.50%

赤:世界株式ETFのVT
期待リターン:11.81%

なので、リターンだけを見た場合、米国株式の方がよさそうです。

ちなみにVTIではありませんが、
定点観測として、私のおすすめで運用してくれた知人の運用成績を見てみると、2019年に320万円投資して、3.5年経過の現在500万円になっているので、年16%リターン。
大体合っているようです。

つぎに

・リスク(ブレ)の比較
青:米国株式ETFのVTI
リスク:15.27%

赤:世界株式ETFのVT
リスク:15.89%

なので、米国株式の方が少しだけリスクが低いです。


最後に

・シャープレシオの比較
青:米国株式ETFのVTI
シャープレシオ:0.918

赤:世界株式ETFのVT
シャープレシオ:0.676

シャープレシオは、聞きなれない言葉かもしれません。
数字が大きいほど、効率よくリターンを上げているということがわかる指標のひとつです。

なので、2009年から現在までは米国株式の方が運用成績が優れているということになります。

私の投資戦略としては、定期的にこのあたりの数字を確認し、見直しをします。
世界やその他の国の投資効率がよくなれば、臨機応変に変えたらいいと思います。


参考になれば幸いです。

ではでは。