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「〈麻薬〉のすべて」は役にたつ

近所に開店前から列ができるラーメン屋がある。
たまーに並んでない日もあり(天気関係なく)この違いはなんだろう?と思いながら目の前を通ってる。
食べたことあるけど、美味しい。優しい味がする。

最近、ラーメンを食べ歩くことが趣味の人と立て続けに2人出会いがあった。
個々のラーメン店の歴史から、系統から知識が豊富でめちゃくちゃ面白かった。何かの知識を豊富で愛情を持ってる人の話は楽しい。
(家系ラーメンの内輪揉めの話が最高だった。)
ラーメンのために旅に出ることもあるそうだ、コレは楽しそうでリスペクト。

しかし1日に3杯食べるみたいなことを聞くと、これはラーメン依存、なにかしらの症例なのではないか?
しかし二人ともラーメン以外の健康に気を使っていて、良かった。


わたしは味仙の台湾ラーメンをシェアしながら食べたい。一杯は辛い



麻薬の本を読んだ。

早い話、麻薬は悪い。
人生の破綻や滅殺の事例や歴史を見れば一目瞭然、取り返しがつかない。ストップ薬物!の標語はマチガイナイ!

古くから人類とヨロシクやってきた大麻の効能が面白かった。
大麻は一人で服用するとリラックス効果があり、複数で服用すると興奮剤としての機能するという、すごーーいフレキシブルなヤツだ。万能、勝手がいい。愛されるのも頷ける。
世界は大きくアルコール文化圏と、マリファナ文化圏に分けることができる、アルコールを強く禁止するが大麻はOKなイスラム圏。
大麻はダメだがアルコールはOKな国々、もちろん日本はアルコールだ。

アンフェタミン、ケタミンなどなんとなく聞いたことあるドラッグや、コカインやラブなどのメジャーな覚醒剤など、細かく分類とその効果と副作用について解説されていて知らなかったことが沢山書かれた冷たい系の本だった。

併記して良いかわからんけど、本の中ではタバコもアルコールも依存度が強く身体に悪いと書かれている。

タバコやコーヒーは美味しい。手放せない。
ニコチンやカフェインの誘惑に勝てないし、欲望や快楽に逆らうということが嫌すぎる。
麻薬からは遠く距離を取りたい、改めて。

麻薬には嗜好品としての希望がないことはよく分かった。
取り急ぎは、遠い世界の美女が踊り狂うTikTok、インフルエンサーの世迷言を真に受けるYouTubeあたりの幻覚剤をシニカルに受け入れてノーフューチャーな平日に挑むという手段しか残ってなさそうだ。

いまはカレーパンに寄りかかって生きている。

真面目にマリファナの話をしよう

という本もとっても面白かった。
マリファナという限定さはあるが欧米の大麻合法化の流れなど、副読本としてバッチリと思う。

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