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「文章は接続詞で決まる」は役に立つのか

ちかっぱ、この本は役に立つ。
だって、私がそう思うんだもん。

仕事でテキストを書くことが、まあぁある。
メール、チャットツール、社内資料、社外資料、キャッチコピー、などなど無意識にテキストを書いている。
役に立つに決まってる。

この本はニ年くらい積読していた。
当時は思ったんだろう接続詞について、なにかしらを。
わたしはこの本のページを開いた!!
ときはきた!!
いまこそ、接続詞を適切に関節に打ち込み文と文を橋渡しするときだ。

期待した通り、書かれていることは全部「なるほど〜」「ですね〜」という納得本になっていた。
全ての接続詞には適切なふるまいがある!・・ってな感じで、四種十類にまとめてくれている。

「論理の接続詞」という響きが、超かっこいい。

さっそく仕事で社外用の資料作成を試みた。今日はとりあえず二つの資料を形にしたかった。
「文章が接続詞で決まる」のであれば、通読したのだ、キマってるはずだ。

「形になったな〜」と自負していた資料を忙しい上司が文章まるまる書き換えてくださっていた。
共有している資料作成アプリケーション上で、コントロールを失ったカーソルが、最適だと書いた文章を捉え、書き換えられていく様子を見守っていた。
おもさげねえ…。andありがてえ。

接続詞にきちんと仕事をしてもらうには、この本を読みながら資料をつくる必要がある。
でも、そんなことしていたらいつまでも仕事が終わらない。

この本が役に立つ頭脳はなさそうだ。

最後に、いまも頭に残っている接続詞に関する二つのことを書いておこうと思う。

そして、

「そして、」は余韻を残していい感じになるから、使っていきたい。

でも、だけど、

「でも、だけど、」は感じが悪いから使わないほうがいい。

そういえば、一昨年 くるり のライブをみた「ばらの花」を生で聴けた。とても良い歌だった。身体を揺らした。
ばらの花 には、「でも、」が2回と「だけど、」が一回入っていた。

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