私のターニングポイントとなった実習生が放った一言とは、
”はさみを貸してもいいですか?”
いや、今はさみいらないし・・・。
ではなく、
この一言、とある技能実習生が
”はさみを借りてもいいですか”を言い間違えたものなんです。
それも日本に来て3年経ちもう間もなく国に帰る子から発せらたもの。
3年経つのに『借りる』と『貸す』も分からないのか!
(今思えばただそれだけの問題ではないのですが。)
私を衝動的にそう思わせたこの一言こそ私を日本語教師にいざなうキラーワードだったのです。
またしてもつづく