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凛@色×音
2021年2月25日 23:43
「日本的な音楽」ってなんだろう?と、また考えてしまいました。私と、私が宇治市で主宰している龍笛練習サークル「ばう」のことを、大阪大学大学院・音楽学研究室の呉瑋芳さんが「大阪日日新聞」の「関西の音と人」に書いてくださいました。(2021年1月19日付)呉さんは台湾からの留学生で、以前私がユーチューブチャンネルの「うじテレビ」に出演した時の収録現場にいました。番組はこちらhttps://y
2020年11月5日 23:10
笛の音は古来、向こうの世界とこちらの世界、あの世とこの世を結ぶものと考えられてきました。あの世というものがあるのかどうか私には分かりませんが、龍笛を吹いていると、隠された世界があるのを感じることがあります。隠された世界というのは、言葉では表現できないもの、表立って現れないもの、意識ではつかめないもののことです。それは「感じるもの」です。私たちは普段、頭で色々なことを考えています。誰かに
2020年2月26日 23:23
龍笛吹きです。購入した高ピッチ龍笛の吹き心地を、いったん書いてみます。前置き 高ピッチ龍笛とは現行の雅楽は、標準音が黄鐘(おうしき・雅楽の音名の一つ)=430Hzとされています。ただ、洋楽器との合奏を意識して、黄鐘=442Hz調律とされる樹脂製(いわゆるプラ管)が市販されており、購入しました。(タイトル画像・上側の笛)【関連ノート】「とうとう高ピッチ龍笛を買った」「初心者の時に買っ
2020年2月20日 21:49
2019年12月21日、「とうとう高ピッチ龍笛を買った」というノート(以下、前ノート)を書きました。その後気付いたことです。①高ピッチ龍笛は、やや短かかった前ノートで、新たに購入した「442Hz」管と、持っていた樹脂製の「430Hz」管を比べ、長さは同じ、などと書きました。改めて、手持ちの古典調律の本管(煤竹製)と比べたのがこちらです。尾(右側)を揃えて撮りました。【上(奥)=「
2019年12月22日 02:57
龍笛(りゅうてき)のピッチの話をします。音の高さです。昭和40年代、「黄鐘」(おうしき。雅楽で用いる音名の1つ)を430Hzとする考えが広まりました。それまでも事実上は、ほぼそうだったようですが、数字で把握することがなかったようです。(参考 【なぜ雅楽は430ヘルツ?】日本雅楽会)以来今日まで、「雅楽の基音は430」「黄鐘=430」と数字で表現されています。龍笛も「黄鐘=430」で